新NISAに関する調査結果
株式会社AZWAYが運営する不動産メディア「幸せおうち計画」にて、10代から60代以上の577人を対象に行った新NISAに関するアンケート調査の結果が発表されました。本記事では、その認知度、活用状況、そして今後の投資意向について詳細をご紹介します。
調査の概要
調査は2024年8月4日から9月21日の期間に実施されました。インターネットを用いて任意回答方式で行われ、577人が回答しました。その内訳は女性310人、男性267人で、年齢層は10代が1.4%、20代が18.5%、30代が32%、40代が27%、50代が14.4%、60代以上が6.6%となっております。
認知度
調査の結果、新NISAを知っていると回答した人は72.8%、名前は聞いたことがあるが詳細は知らないという人が25.6%、全く知らない人は1.6%ということがわかりました。この結果から、新NISAの認知度は非常に高いことが示されています。特に男性の方が「知っている」と回答した割合が高かった一方で、女性は「名前は聞いたことがあるが詳しくは知らない」という回答が目立ちました。
活用状況
次に、実際に新NISAを活用しているかを尋ねたところ、「はい」と答えた人は48%で、「いいえ」とする人は52%でした。新NISAの認知度が高い一方で、活用している人は半分にも満たない結果となっています。年収別のデータを見ると、最も新NISAを活用しているのは年収700万円から849万円の層であり、約8割が利用しています。逆に、年収300万円以下や1,000万円から1,499万円の層は活用率が低く、4割程度にとどまっています。
投資意向
新NISAを使用して年間にいくら投資をしたいかについての質問では、「今後も利用する予定がない」と答えた人が32.2%と最も多く、次いで「10万円程度」が26.5%、「30万円程度」が11.3%という結果でした。このデータから、特に高額な投資を行おうと考えている人が少ないことが伺えます。
利用の理由と懸念
利用予定がないと回答した人からは、「よくわからないので手を出せない」との声が多く、「投資の知識が不足している」という意見が相次ぎました。また、短期的な視野で行動することを懸念する声もありました。一方、利用していると回答した人の中には、新NISAの非課税制度が魅力であると感じている人も多く、適切な情報や資産設計が求められることが強調されています。
まとめ
調査結果から、新NISAの認知度は非常に高いものの、実際の活用は限定的であることが分かりました。また、年収や投資額に関するデータは、利用する人の特性を明らかにしています。投資のリスクを理解し、十分な情報収集や準備を行うことが今後の課題と言えるでしょう。詳細な集計結果については、株式会社AZWAYの公式サイトでご覧いただけます。URL:
幸せおうち計画