ロードスターキャピタル、3つのホテルを取得
ロードスターキャピタル株式会社は、東京都に2件、神奈川県に1件のホテルを新たに取得したことを発表しました。この取得は、同社のビジョンである「不動産とテクノロジーの融合」をもとに、未来のマーケットを切り開く一環として位置づけられています。これにより、ホテルは国内外からの観光客及びビジネス利用者のニーズに応えることを目的としています。
取得したホテルはどこ?
今回取得したホテルは以下の3つです:
1.
ホテルミッドイン目黒駅前(東京都目黒区)
2.
ホテルミッドイン蔵前駅前(東京都台東区)
3.
ホテルミッドイン川崎駅前(神奈川県川崎市)
これらのホテルは、東京圏内のターミナル駅へのアクセスが良好で、羽田空港への便も確保されているため、訪日外国人や国内のビジネス客にとって利便性の高い宿泊先として期待されています。
ホテルミッドイン目黒駅前
目黒駅から徒歩わずか3分の好立地に位置するこのホテルは、渋谷や新宿方面へのアクセスも良好です。視認性が高く、観光客にとっても非常に便利です。客室数は65室で、ビジネスや観光の拠点として最適です。
ホテルミッドイン蔵前駅前
都営浅草線「蔵前」駅に直結しているこのホテルは、上野や浅草などの観光名所へのアクセスも抜群です。築年数が浅く、ビジネス出張にも観光にも適した環境が整っています。こちらの客室数は54室です。
ホテルミッドイン川崎駅前
川崎駅からも近く、横浜や東京へのアクセスが簡単です。この地域は商業施設も多く、買い物や食事を楽しむ際にも便利です。客室数は36室で、観光客にもビジネス利用者にも支持されています。
リブランドと今後の展望
これらのホテルは、2025年3月からネストホテルジャパン株式会社によってリブランドされ、新たな営業を開始する予定です。ネストホテルジャパンは、今後の運営を通じて、宿泊施設の価値を向上させる取り組みを行うとしています。
国内のホテルマーケットの現状
近年、日本への観光ニーズは高まり続け、特に2022年以降の円安が影響を与えています。2024年には訪日観光客数が331万人を超え、宿泊施設に対する需要も非常に高まっています。特に東京都と神奈川県では、宿泊稼働率が79%以上に達しており、今後の宿泊ニーズの急増が見込まれています。
今後の新たな機会
その一方で、土地価格や建設コストの高騰から新しいビジネスホテルの供給は鈍化しており、宿泊需要の供給不足が続くと見られています。従って、既存ホテル市場での取得競争が激しくなる中で、海外からの需要も見込まれるこれらのホテルは、今後の成長資産として重要視されています。
ロードスターキャピタルは、今後も多くの国内外のお客様に利用していただけるよう努めてまいります。以下に企業についての情報を示します。
ロードスターキャピタルの基本情報
- - 社名: ロードスターキャピタル株式会社
- - 代表者: 岩野達志
- - 設立: 2012年3月
- - 資本金: 14億円
- - 事業内容: コーポレートファンディング、アセットマネジメント、クラウドファンディング
このように、ロードスターキャピタルの新たな取り組みは、宿泊市場への参入を加速し、訪日外国人を迎える準備を整えているようです。