大阪ガスとブルースカイソーラーが新たな太陽光発電所を共同開発
2024年10月18日、ブルースカイソーラー株式会社(BSS)は大阪ガス株式会社と提携し、全国で9か所に約6,400kWの非FIT/非FIP太陽光発電所を開発することを発表しました。この取り組みは、経済産業省が推進する「需要家主導型太陽光発電導入促進事業」に関連する補助金を活用します。
発電所の設立と目標
BSSと大阪ガスは、それぞれ50%の出資を行い、共同で「S&Dx solar3合同会社」を設立しました。この合同会社を通じて、九つの太陽光発電所を開発し、2025年2月末までにすべての発電所の運転を開始することを目指しています。発電した電力は、大阪ガスが全量買い取り、代理店のDaigasエナジーを通じて株式会社日本触媒に供給される予定です。
これまでの取り組み
この共同開発は、BSSと大阪ガスにとって3度目の挑戦であり、過去の開発プロジェクトも含めると、合計の発電容量は約18,000kWに達する見込みです。BSSは、2030年度までに200万kWの再生可能エネルギーを安定的に供給することを目指しています。現在、国内で約30万kWの開発を進めており、運営や管理も行っています。
脱炭素社会の実現に向けて
BSSは、再エネの電源開発を進めることで脱炭素社会の実現を目指しています。具体的には、発電所の保有と運営に加え、電力購入契約(PPA)の推進や蓄電池の活用など多角的な投資を行っています。これにより、持続可能なエネルギー供給の確立を図り、環境への配慮を強化しています。
まとめ
日本の再生可能エネルギー市場は日々進化しており、大阪ガスとBSSの共同開発はその一環として、大きな期待が寄せられています。環境問題が深刻化する現在、これらのプロジェクトが持続可能な社会の実現に寄与することが期待されます。今後の発展から目が離せません。