OKIが小学生向けラベル印刷ワークショップを実施
2023年7月9日、福島県福島市にあるOKIデータMES(ODMES)は、福島市立水保小学校の5年生10名を招いて「ラベル印刷ワークショップ」を開催しました。このイベントは、工場見学と実践的なワークショップを通じて、子どもたちにモノづくりの魅力を伝えることを目的としています。
ODMESの取り組み
ODMESは、コロナ禍にもかかわらず、小学生を対象にしたオンラインの工場見学を行ってきました。昨年、四年ぶりに実施したリアルな「モノづくり体験会」が好評だったことから、今年も新たにワークショップを企画しました。参加者は、ラベルプリンター「PLAVI Pro1050」を用いて、印刷の仕組みや技術を学ぶ機会が与えられました。
工場見学の内容
当日、子どもたちはまずODMESの会社紹介を受けました。その後、実際にプリンターの製造現場に移動し、基板の部品実装ラインや組立の様子を見学しました。生の製造現場を目の前にした子どもたちは、その技術的な裏側に驚きを隠せませんでした。特に、基板に米粒以下の大きさで精密に配置された部品を目の当たりにし、モノづくりにおける細かな作業の重要性を実感したようです。
ワークショップの実施
見学の後、ワークショップでは静電気を利用した下敷きを用いて文字の転写体験が行われました。この体験を通じて、カラーラベルプリンター「PLAVI Pro1050」のトナー印刷技術について学びました。子どもたちは、新幹線のイラストを実際に印刷する過程を観察し、印刷物が4色のインクをどう組み合わせて色を作り出しているかをマイクロスコープで確認しました。
参加した子どもたちの感想
ワークショップの締めくくりには、子どもたちのオリジナルデザインが施されたシールと集合写真を印刷したクリアファイルがプレゼントされました。参加した子どもたちからは「基板には米粒より小さい部品が使われているんだ!」や「正しい製品を作るためには、多くの機械と工夫が必要なんだとわかった」という意見が寄せられました。これにより、彼らはモノづくりに対する興味が一層深まったようです。
終わりに
このように、OKIデータMESの取り組みは、子どもたちにモノづくりの楽しさや技術への理解を深めさせる貴重な機会を提供しています。OKIの今後の活動にも注目したいところです。
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