AnyReach、AnyMind Groupへのグループ入りを発表
AnyReach株式会社は、2025年3月31日付で、AnyMind Group株式会社に完全子会社として参加することを発表しました。この合意により、AnyReachは現在の社名を保ちながら事業運営を続けます。
事業拡大のビジョン
新たなグループ体制において、AnyReachはECとギフト市場でのさらなる成長を目指します。以下の3つの観点からシナジーの構築に取り組み、事業の拡大を図る考えです。
1.
ECとギフト事業の成長加速
AnyReachのeギフトサービス「AnyGift」と、AnyMind社のECマネジメントプラットフォーム「AnyX」、及びマーケティングプラットフォーム「AnyTag」を統合することで、企業に新たな価値を提供し、市場の拡大を目指します。
2.
海外展開の促進
東南アジアを中心に拡大するeギフト市場に対し、AnyMind社のネットワークを利用して、日本のeギフトソリューションを海外展開していきます。
3.
経営体制の強化
AnyReachの中島功之祐代表取締役は、AnyMind社のマネジメントにも参画し、両社の強みを生かした成長戦略を推進します。
中島功之祐のコメント
「我々は、世界的なオンラインギフトプラットフォームを目指して2021年にAnyReachを創業しました。eギフトサービス『AnyGift』は、3年足らずで700社への導入を達成し、国内市場での強固な基盤を築きました。今後はさらなる海外展開を進め、オフライン事業も含めた成長を図ります。AnyMind Groupとの連携により、全球的なギフト市場に価値を提供し、『ギフト×テクノロジー』を駆使した世界No.1プラットフォームを目指します。」
十河宏輔の意気込み
AnyMind GroupのCEO、十河宏輔も今回のM&Aについてコメントしています。「これまで9件の合併・買収(M&A)を通じて、我々は組織の強化と拡大を図ってきました。これで10件目のM&Aとなり、AnyReach社が我々のグループに加わることで、ECとギフト市場への参入をさらに加速します。当社の専門知識やソリューションをAnyReach社のeギフトソリューションと融合し、企業のEC戦略に新たな価値を提供していきます。」
AnyMind Groupについて
AnyMind Groupは、2016年にシンガポールで設立されたテクノロジーカンパニーで、アジア市場において15ヵ国・地域に拠点を持ちています。EC、マーケティング、生産管理、物流などの分野で11のプラットフォームとソリューションを展開し、クライアントの事業成長を支援しています。東証グロースに上場しており、証券コードは5027です。
公式サイト
AnyReach株式会社について
AnyReachは、2021年に創業し、「世界的なオンラインのギフトプラットフォームをつくる」というミッションのもと、様々なギフト関連事業を展開しています。法人向けのデジタルギフトサービス「AnyGift」、引出物サービス「AnyGift Wedding」、法人キャンペーン向けの「AnyCampaign」などを提供しています。
公式サイト
総括
AnyReachのAnyMind Group加入は、ECとギフト市場における新たな可能性を秘めており、今後の動向が注目されます。両社のシナジーによる新しいビジネスモデルが創出されることで、利用者にとっても新たな価値提供に繋がることを期待しています。