株式会社DEECH、MBO実施でエリアマーケティングの進化を目指す

株式会社DEECHがMBOを実施

2024年8月30日、株式会社DEECHは、代表取締役CEO小菅義和氏と代表取締役COO佐藤正氏によるマネジメント・バイアウト（MBO）を実施し、デザインワン・ジャパンが保有する当社株式の86％を取得しました。

このMBOは、デジタル化の進展や競争が激化するエリアマーケティング市場において、迅速かつ柔軟な意思決定を実施するための重要なステップと位置づけられています。残りの14％の株式についても、段階的に買い取る予定です。

MBOを選択した背景

株式会社DEECHは、2021年5月に東証一部上場のデザインワン・ジャパンの連結子会社となり、約3年にわたり事業を行ってきました。この間、エリアマーケティングおよびSaaS業界におけるトレンドやニーズは急速に変化しており、DEECHが提供するエリアマーケティングシステムの進化が求められていました。

しかし、グループ内でのシナジーが見込めない状況を受けて、今後の市場成長に対応するためには、独立した経営が不可欠との判断がなされました。その結果、MBOの実施が決定されたのです。

新たな挑戦に向けたリーダーシップ

代表取締役CEOの小菅氏とCOOの佐藤氏は、MBO後も共同で経営を続け、会社の新たな成長戦略を推進していく考えを示しました。創業から22年が経過したDEECHは、今後の10年を「第二創業期」として位置づけ、企業価値を一層高めることを目指します。

小菅氏と佐藤氏は、エリアマーケティング市場における唯一無二のプロダクトに強みを持っており、特に多店舗展開企業へのマーケティング支援において評価されています。今後はこの独自の強みをさらに伸ばし、市場を活性化させる意気込みを語っており、引き続き顧客や関係者の支援をお願いしたいとしています。