直方市が推進する省エネ設備導入補助金制度
直方市では、2050年に二酸化炭素排出量を実質ゼロにするという目標に向けた取り組みとして、その一環として中小企業や個人事業主に向けて「省エネルギー設備導入費等補助金」を提供します。この補助金制度は、初めての取り組みではなく、昨年度に引き続き実施されるもので、市内事業者が省エネ設備や機器へ更新する際の費用をサポートすることを目的としています。
補助金の概要
この補助金の対象となるのは、直方市内に事業所を持つ中小企業や個人事業主です。具体的には、受診した省エネルギー診断に基づいて、推奨される機器や設備の導入にかかる費用が対象になります。国や県からの補助金とも併用可能であり、事業者にとっては大変利用しやすい仕組みとなっています。
対象者と経費
- - 対象者: 市内事業所を置く中小企業者または個人事業主
- - 対象経費:
- 省エネルギー診断費用(自己負担部分の全額)
- 対象設備の購入及び設置工事費用の1/3(最大100万円)
対象設備
補助の対象となる設備には、
- - LED照明
- - 高効率空調
- - 業務用給湯器 などが含まれます。具体的な情報は別紙チラシまたは市のホームページをご覧ください。
申請の条件
申請にはいくつかの要件があります。特に重要なのは、2022年4月1日以降に省エネルギー診断を受診していること、既存の設備を更新すること、そして県内業者に設置工事を依頼することです。
なぜ補助金が必要か
直方市の温室効果ガス排出量は製造業からの割合が高く、この分野において省エネルギー効果の高い設備への転換が求められています。この補助金制度によって、市内の事業者による二酸化炭素排出量の抑制が進み、脱炭素社会の実現へ寄与することが目的です。
事業詳細と問い合わせ
この補助金についての詳しい情報は、市の公式ホームページにも掲載されています。添付の補助金チラシを参照し、さらに疑問点がある方は、直方市環境政策課 環境政策係までお問い合わせください。
この機会にぜひ、直方市の補助金制度を活用し、企業の省エネへの取り組みを推進していきましょう。