聖徳学園データコース
2022-06-10 11:00:04
聖徳学園に新たな教育の風を!2024年にデータサイエンスコース開設
聖徳学園が2024年度にデータサイエンスコースを開設
聖徳学園中学・高等学校が、2024年4月から新たに「データサイエンスコース」を設置することが発表されました。このコースは、データ科学に関する知識と技能を高校学びの一環として提供し、現代の社会でますます重要視されるデータの解析能力を育むことを目指しています。
社会の変化とデータサイエンスの重要性
新型コロナウイルスの影響で、私たちの生活様式や社会構造は大きく変わりました。その中で、デジタルトランスフォーメーション(DX)が進み、AI技術やデータサイエンスの重要性がより一層高まっています。日本政府が提唱する「AI戦略」にも、その育成が求められています。この背景を踏まえ、聖徳学園では早期からデータ関連の教育を充実させる必要性を感じ、新コースの開設に至りました。
特に、ビッグデータの活用によって、データから価値を引き出すヒューマンリソースを育てることが関係者すべてにとっての重要課題です。データサイエンスは単なるデータ分析に留まらず、論理的な思考や創造的な problem-solving スキルをも要する分野で、未来を担う生徒たちにはぜひ身につけてほしい技術です。
コースの内容と教育方針
新設のデータサイエンスコースでは、国際バカロレア(IB)教員のドゥラゴ英理花がリーダーシップを取り、文系と理系を問わない幅広いカリキュラムが組まれます。生徒たちは、教科の壁を越えた統合的な学びを通じて、クリティカルな思考とともにビッグデータを扱う力を身に付けます。英語力を強化するためのカリキュラムにより、国際的な視野で問題解決能力を養うことを目指します。
さらに、データサイエンスはどう運用されるべきかという観点からもリベラルアーツ教育が導入され、多様な視点でのアプローチが可能です。このように学ぶことで、生徒たちは単に情報を分析するだけでなく、新たな価値創造にもつながるスキルを身に付けることが期待されています。
教育者の意気込み
聖徳学園の校長、伊藤正徳氏は「グローバル教育とSTEAM教育を軸に、多様な価値観を受け入れ、デジタル化が進む世界で活躍する人材を育成したい」という旨を語っています。データサイエンスコースは、この思想をさらに推進し、子どもたちに批判的かつ論理的な思考を育む教育の一部となるでしょう。
データサイエンス推進室長のドゥラゴ英理花氏は、学生がデータを使いこなすことで、未来の社会の担い手へと成長することを目指しています。彼女の情熱的な指導の元、学生たちは独自の革新的なプロジェクトに取り組む機会を得ることができるでしょう。
結論
聖徳学園の新しいデータサイエンスコースは、現代社会において求められる力を育むための重要な第一歩です。ICT教育やグローバル教育を基盤にしたこの取り組みは、多様性を受け入れ、問題解決能力を持つ人材の育成につながるでしょう。これからの時代を生き抜くために、多くの学生がこのコースに参加することを期待します。
会社情報
- 会社名
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学校法人聖徳学園
- 住所
- 東京都武蔵野市境南町2-11-8
- 電話番号
-
0422-31-5121