インキュデータとTOAIの新たな連携
インキュデータ株式会社(東京都港区、CEO:町田紘一)は、株式会社TOAI(京都市中京区、社長:東原元規)に対し、データ活用のためのコンサルティングサービスの提供を開始しました。TOAIは「ジャンカラ」を中心としたエンターテインメント事業を展開しており、新たなデータ管理体制を構築することで、ビジネスの拡大を目指しています。
コンサルティングの背景
TOAIは、データに基づいた意思決定を迅速に行いたいと考えていますが、正確な顧客理解や施策の効果を精緻化することが難しいという課題に直面しています。特に、データがサイロ化しているため、その取得、保持、管理が適切に行われていない状況でした。このため、データ活用による収益性の改善や業務の効率化が急務とされています。
インキュデータは、TOAIのこうしたニーズに応える形で、データ管理の効果的な戦略立案を支援することになります。インキュデータは、データを活用して新たなサービスを開発し、収益を増加させることにコミットしています。
提供されるコンサルティング内容
提供される支援は以下の三つの柱から成り立っています。
1.
新規ビジネス開発
- 顧客分析を通じたビジネスアイデアの創出
- カラオケ領域以外の新たな事業開発のサポート
2.
業務効率化支援
- 業務フロー整備のための支援
- 各種ツール(CDP、MA、BI等)に関するナレッジ習得のサポート
3.
マーケティングシステム構築
- データ基盤の設計と構築
- マーケティング戦略を実現するためのツール選定と導入
- 手動業務の自動化やBIの設計と構築
また、TOAIが今後の運用を容易に進めるためにSnowflakeを採用します。
プロジェクトの目指す成果
本プロジェクトでは、データを活用した新たなビジネスモデルの創出を目指しています。収益性の改善や業務の効率化を図ることで、より迅速な意思決定が行える環境を整え、顧客に高い体験価値を提供していく所存です。
TOAIのデジタル戦略部の渡邉啓介氏は、インキュデータとの連携を非常に高く評価しており、今後の支援に期待を寄せています。具体的には、データ基盤の構築や活用支援の強化を通じて、顧客体験を最大化することを目指しています。
インキュデータとTOAIの企業プロフィール
インキュデータ株式会社は、ソフトバンクと博報堂の合弁による会社で、データ利用の戦略立案やデータ分析基盤の構築を行っています。データ活用における課題解決を目指し、企業の競争力を引き上げる支援を行っています。
株式会社TOAIは、西日本最大のカラオケチェーン「ジャンカラ」を中心に様々なエンターテインメント事業を展開し、お客様に新たな体験を提供しています。カラオケを主軸にしながらも多岐にわたるビジネスモデルを構築し、顧客の期待に応え続ける意欲的な企業です。
まとめ
今回のインキュデータによるTOAIへのコンサルティングは、データを軸にした新しいビジネス戦略の構築へ向けた第一歩です。データ活用の専門家として、TOAIとの連携を通じて世の中に新たなサービスを創出し、顧客体験の向上に貢献していくことが期待されます。