東陽テクニカの成果
2024-12-19 10:55:53

東陽テクニカ、2024年のサステナビリティKPIで13項目達成を報告

東陽テクニカがサステナビリティKPIの成果を発表



株式会社東陽テクニカ(東京都中央区、社長:高野俊也)は、2021年に策定した「2024年サステナビリティKPI」の進捗状況を報告しました。その結果、17項目の活動目標のうち13項目を達成したことが明らかになりました。この成果は、同社がサステナビリティを優先事項として捉え、技術革新や環境への取り組みを進めた結果と言えます。

サステナビリティの優先課題



同社のKPIは、5つの優先課題に基づいて設定されています。それは、1)技術革新と産業発展への貢献、2)環境保全の推進、3)安心・安全で豊かな暮らしの実現、4)多彩な人財の育成と活躍、5)健全で強固な経営基盤の確立です。これらの項目に対する取り組みが、特に成果を上げました。

技術革新の進展



東陽テクニカは、特に自動運転技術や先進運転支援システム(ADAS)の分野での評価方法の確立に注力しています。自社開発による「ドライビング&モーションテストシステム(DMTS)」は、危険な路面テストを安定した環境で行うことができるため、多くの企業に採用されています。この取り組みにより、自動運転の実現に向けた製品やソリューションの売上は、2021年比で800%増という圧倒的な成績を記録しました。

環境問題への対応



また、脱炭素に向けた取り組みも評価されています。全固体電池などの次世代電池開発への関与を強化し、様々な研究機関への製品提供を通じて8回の新製品・サービス販売を達成しました。このような背景から、環境保全を目的とした製品の売上は大きく伸びています。

社会への貢献



安心・安全な社会の実現に向けた努力も顕著です。特に、自然災害への備えや健康を増進する技術の提供は、売上において267%や690%といった増加を見せ、明らかにその重要性が高まっています。これらの成果は、未来に向けた同社のビジョンを着実に実現している証です。

未来に向けた展望



2030年に向けて設立された長期ビジョン「BT600-2030」では、環境や社会に貢献する事業セクターを成長領域として位置付け、さらにサステナビリティへの取り組みを加速しています。新たに策定した中期計画「STY2027」では、技術革新や環境保全を重点課題として掲げ続け、持続可能な社会の実現を目指しています。

まとめ



今後も「はかる技術で未来を創る」という企業理念の下、東陽テクニカは次世代技術の開発において高精度な評価・計測ソリューションを提供し続けます。持続可能な成長と社会貢献を両立させる同社の取り組みから目が離せません。

詳細なKPIの全結果や中期計画については、公式ウェブサイトを通じてご覧いただけます。


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会社情報

会社名
株式会社東陽テクニカ
住所
東京都中央区八重洲1-1-6
電話番号
03-3279-0771

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