コクヨとVUILDが共催する新しい国際デザインコンペ「Digi Fab Award 2025」の詳細

コクヨとVUILDの共同企画

コクヨ株式会社（金額：大阪市、社長：黒田英邦）とVUILD株式会社（本社：川崎市、代表者：秋吉浩気）は、デジタルファブリケーション技術を駆使した新たな国際デザインコンペ「Digi Fab Award 2025 by KOKUYO×VUILD」を発表しました。このコンペは、2025年6月1日から7月31日まで作品を募集し、特に「Personal and Public」というテーマに沿ったアイデアを広く求めています。

デジタルファブリケーションの未来

2022年に両社が資本業務提携を結び、その後VUILD社が導入したデジタル木材加工機「ShopBot」を活用し、オリジナルの内装空間やアート、家具を提案。これまでに多くのオフィス空間に作品を納入しています。デジタルデータを元に創造物を製作するデジファブ技術は、建築と家具の領域を横断する新しいデザインの可能性を開いています。

コンペの詳細

「Digi Fab Award 2025」では、世界中の建築家、クリエイター、学生を対象に、公共空間に設置される建築と家具を融合させたデザインを募集します。選ばれたグランプリ作品は、「ヨーロッパ文化センターPalazzo Mora」およびコクヨのオフィス「THE CAMPUS」に展示される予定です。この展示会は、イタリア・ヴェネチアで開催される国際建築展覧会「ヴェネチア・ビエンナーレ2025」と連携しています。

テーマについて

テーマの「Personal and Public」では、「私」という存在が多様なものと関わりながら変わっていく様子をデザインに反映させることが求められます。このテーマの下、関わりを生むデザイン、新たなコミュニケーションの場を創出するデザインを提案してください。

募集要項

以下はコンペの主な募集要項です。

- 応募資格: 年齢、性別、職業に関わらず個人またはグループでの応募が可能です。
- 参加費: 無料です。
- 賞: グランプリ（1点）、優秀賞（最大2点）、佳作（最大5点）。展示する内容は、パネルや部分モック、スケールモデルを想定しています。
- 審査基準: アイデアの明確さ、テーマへの適合性、実現可能性、独創性などがポイントとなります。

スケジュール

エントリー開始は2025年6月1日、作品提出の締切は7月31日、日本時間の23時59分までです。結果発表は10月に予定されています。

この新しい機会を通じて、デジファブ技術を活かした未来を創造し、コクヨが掲げる「ワクワクする未来のワークとライフをヨコクする」というビジョンを実現していくことを目指しています。