NHK趣味の園芸から新たに登場した剪定の決定版

NHK趣味の園芸が贈る、剪定の新たなバイブル

2月17日に、NHK出版から新たに発売される『増補版切るナビ！庭木の剪定がわかる本』は、2012年に初版が刊行されて以来、多くのガーデニングファンに支持されてきた内容が大幅にパワーアップ。
この増補版では、特に近年のトレンドに合わせた情報が盛り込まれ、読者のニーズにしっかりと応える内容となっています。

株立ち樹形の剪定と暑さ対策。

新たに加わった項目の一つに、株立ち樹形の剪定が挙げられます。ここ数年、自然を取り入れた庭作りが注目されている中、雑木の庭に欠かせない株立ち樹形。
それらの樹種は優れたデザイン性を持っている一方、剪定方法によっては枯れてしまうこともあります。
新章「雑木類の剪定」では、豊富な実例写真を用いながら、剪定の技術を分かりやすく解説しています。

また、最近の猛暑に伴い、樹木の暑さ対策も重要になっています。本書では、厳しい環境から樹木を守るためのポイントや、傷んでしまった株のレスキュー方法までを徹底的に解説。
暑い夏を乗り切るために知っておくべき知識を豊富に提供しています。

さらなる充実した内容。

さらに新たに取り入れられたのは、木をコンパクトに維持するための剪定方法です。
また、図鑑に掲載された樹種も見直され、さらに充実した内容が期待できます。

この本は、庭に木を持つすべての人にとって必携の一冊です。その豊富なプロセス写真と丁寧な解説により、読者の“知りたい”に応えます。
剪定を通して、庭木との距離感がぐっと近くなることでしょう。

著者の想い。

著者の上条祐一郎氏は、園芸研究家であり、長年の経験を生かした知識を惜しみなく詰め込んでいます。著者は、「剪定はおもしろい！」と感じる瞬間を、読者に届けたいと語っています。

このもしで、庭木の特性を理解しながら、タイプ別に剪定を学ぶことができ、だれでも初めてでも安心して挑戦できる構成となっています。
上条氏は「剪定を通じて庭の木を身近に感じてもらえることができれば、とてもうれしい」と語っています。