新潟県津南町、スマートシティプラットフォームでゼロカーボン化へ!
新潟県中魚沼郡津南町は、シナネンホールディングス株式会社と韓国のスタートアップNINEWATT Co.,Ltd.と連携し、自治体・町民が共同で参加するスマートシティプラットフォームの実証プロジェクトを開始することを発表しました。このプロジェクトは、津南町の2050年CO2排出量実質ゼロ目標達成に向けた取り組みの一環として、エネルギー、住まい、暮らしに関する総合的なサービスを提供することを目指しています。
町民参加型のゼロカーボン化促進
本プロジェクトでは、NINEWATTが提供するCO2排出量可視化システムを活用し、津南町のデータをオープンデータと統合することで、町全体のCO2排出量をマップ上に可視化します。この可視化されたデータに基づき、シナネンホールディングスが中心となって、建物のエネルギー効率診断、改善策の提案、そしてその後の経過観察までを網羅するプログラムを構築します。
住民への情報公開と積極的な参加促進
これらのシステムは、津南町内の公共施設に設置されたモニターや津南町の公式ウェブサイトを通じて、町民に公開されます。これにより、住民はCO2排出量に関する情報をリアルタイムに確認し、環境問題への意識を高め、ゼロカーボン化への取り組みを促進することができます。
将来的には本格導入も視野に
今後は、津南町のニーズに合わせてシステムを構築し、町民への説明と協力のもと、実証実験を進めていきます。その結果を踏まえて、本格的な導入も検討していく予定です。シナネンホールディングスは、本実証プロジェクトを通して得られた知見を基に、NINEWATTと連携し、自治体向けのCO2可視化システムと脱炭素化ソリューションの提供を展開していく予定です。
シナネンホールディングスの目指す未来
シナネンホールディングスは、エネルギー、住まい、暮らしの多様なサービスを提供することで、地域社会の快適な生活に貢献し、脱炭素社会の実現とSDGsの達成を目指しています。
本プロジェクトは、自治体と民間企業、そして住民が一体となって、地域課題の解決に取り組む新しいモデルケースとなることが期待されています。