アーティスト・マーク・デ・パオラが贈る心の流れを映す写真展が渋谷で開催

マーク・デ・パオラ写真展「Stream of Consciousness」

2025年4月25日から7月20日まで、ニューヨークを拠点に活躍する写真家マーク・デ・パオラによる写真展が東京都渋谷区のライカギャラリーにて開催されます。ここでの展示テーマは「意識の流れ」。フォトグラファーであり映像監督としても名を馳せているデ・パオラが創り出すのは、見る者を一瞬にして異世界へ引き込む独自のアートです。

デ・パオラが見つめる「意識の流れ」とは、生きた考えや感情の流れを捉えたもの。その考えは、動的なイメージや観念の連鎖によって表現され、写真という形で多面的な視点を提供します。彼の作品は、まるで映画のワンシーンのような切り取りで、視覚的なコントラストと細やかなぼかしの技術が融合し、観る人々の記憶や情緒を引き出します。

ここでは、デ・パオラの哲学が色濃く表現され、個々の観客がそれぞれの物語を想像する余地が与えられています。彼の作品を通じて、私たちの心に潜む感情の奥深さを感じ取ることができるでしょう。

フォトグラファーについて

マーク・デ・パオラは、Vogue SpainやVogue Mexico、Gucci、Oscar de la Rentaなど、数多くの著名ブランドのキャンペーンに携わる写真家です。また、ニューヨーク近代美術館やゲティ美術館といった prestigious な美術館にも彼のファインアート作品が所蔵されています。さらに、デ・パオラは自身の作品集である『Recent Work I』（2018年）や『Recent Work II』（2019年）、『Five Years and Sixty Seconds』（2020年）を通じて、世界中のアート愛好者にその魅力を届けています。

他にも、デ・パオラは映画制作にも積極的に取り組んでおり、次回作となる長編映画『A Stab At Heaven』が期待されています。彼の映像作品も、強いメッセージ性を持ち、見る人々に深い印象を残すものとなることでしょう。