2026年人材不足調査の結果が明らかに
総合人材サービスを提供するマンパワーグループ株式会社が発表した調査によると、2026年における人材不足に悩む雇用主の割合は日本で84%に達しています。この数値は前年から7ポイントの増加であり、世界平均72%を上回る結果です。この調査は、41カ国・地域を対象に実施され、雇用主がどのような人材を求めているか、どのような施策を講じているかを探るものです。
人材不足の実態
調査結果では、スロバキアが87%で1位、続いて日本が84%で2位という結果になっています。これにより、日本は人材不足を感じている企業の割合が非常に高いことが示されました。世界全体での人材不足感は前年よりも2ポイント減少したものの、日本の状況は厳しさを増していることが伺えます。
必要とされるスキル
特に、日本の雇用主が最も求めているハードスキルは「営業・マーケティング」で24%を占めます。一方、採用時に重視されるソフトスキルは「適応力・学習意欲」で47%という高い数値を示しました。これは、デジタル化や顧客行動の変化に伴い、高度な戦略的思考能力が求められていることを反映しています。また、環境の変化に柔軟に対応し、自己学習を続ける意欲を持つ人材の需要も高まっています。
雇用主による対策
このような厳しい状況を打開するため、日本の雇用主が講じている施策には「賃金の引き上げ」と「既存社員のスキルアップ」が挙げられています。賃金を引き上げることで新たな人材を引き寄せ、また社内での人材育成を進めることが重要視されています。具体的には、賃金の引き上げを考えている企業が32%で、既存社員のリスキリングを進めたいとする企業は29%に達しました。
調査の概要
この調査の詳細は以下の通りです。調査は2025年10月1日から10月31日まで行われ、対象は41カ国・地域の雇用主で、国内からは1,063件の有効回答が得られました。また、調査はWEBアンケート形式で実施されています。
マンパワーグループは労働市場に関する洞察を提供し、今後の雇用動向を予測するために定期的な調査を行っており、本調査の詳細は公式ウェブサイトで確認できます。
マンパワーグループの公式サイト