ROXXが導入した自動化SaaS『コンプル』が業務効率を劇的に改善

株式会社ROXXが自社の業務効率を劇的に向上させるため、自動化SaaS『コンプル』を導入しました。これにより、従来の勤怠関連の催促にかかっていた工数を減らし、業務の生産性を向上させることに成功しました。

【導入の背景】

コンプルの導入前、ROXXでは社員へのタスク周知を主にSlackを活用していました。しかし、直接の声掛けやポップアップ通知の実施にも関わらず、手動での催促作業が煩雑化していました。特に、約300名の社員へのリマインド工数は膨大で、労務チームは月間の業務時間の約20%を催促作業に費やさざるを得ませんでした。また、上司が未対応の社員に直接催促をしても、約10%が未対応のままでいるなど、従来の手法では限界を感じる瞬間がありました。このため、効率的な業務へと転換する必要があったのです。

【導入の決め手】

コンプルの導入に際して、いくつかのポイントが決め手となりました。まず、Slackとの連携がスムーズであり、業務に馴染みやすい点が挙げられます。さらに、特別な説明会を行わずとも、すぐに現場での実装が可能であるシンプルな設計も大きな魅力でした。また、未対応者のデータを効果的に活用することで、組織全体の生産性を向上させられると期待できたのも重要な要素となりました。

【導入後の効果】

コンプルを導入した結果、週次の勤怠締め作業に要する時間が旧来の2営業日から1営業日へと大幅に短縮されました。この変化により、フレックス制を運用する上で重要な担当部署の稼働状況や業務負荷を、迅速かつ正確に把握できるようになりました。また、GASを用いた従来の社内リマインドシステムでは対応しなかった社員も、コンプルを利用することで依頼に応じてくれるようになったとのことです。

【今後の展望】

ROXXの労務部マネージャー栗原瑞季氏は、コンプルが生産性を向上させるための重要な施策の一つであると語っています。今後は、コンプルの利活用をさらに深め、企業全体の生産性向上へと繋げていく方針です。また、コンプルが今後どのように活用されるか、その可能性を自身でも感じていると述べています。

【コンプルの解決する課題】

コンプルは、社内タスク依頼やその催促業務を自動化するSaaSであり、従業員全員の未対応の課題を解消します。多くの社員がeラーニング受講や業務の評価目標提出、組織サーベイの回答といった依頼に対して、手間がかかり過ぎている現状がありました。それを一手に管理した上で、非生産的な催促作業に時間を取られない環境が実現できるのです。

【導入の実績】

コンプルのベータ版が始まってからの6ヶ月間で、それを取り入れた企業は累計400件以上に達しました。特に従業員数が多い大規模組織では、自動化の効果が顕著に現れています。たとえば、A社では全社的な業務管理にコンプルを活用し、約500万円のコスト削減を実現しました。他の企業でも、業務効率化が図られ、勧告された業務に対する対応率が100%を達成するなどの成果を上げています。