ブリッジコンサルティンググループとFiNXが業務連携を発表
公認会計士に特化したプロシェアリング事業を展開している
ブリッジコンサルティンググループ株式会社(以下、BCG)は、上場企業向けのIR支援を強化するために、
FiNX株式会社と業務連携を開始した。この連携により、上場企業の情報提供体制が一層強化される見込みだ。
業務連携の背景
BCGは設立以来、IPO準備会社に対して経営管理コンサルティングを行い、数多くの企業の上場支援を行ってきた。最近では、上場企業のガバナンス体制の強化や経営管理の高度化、さらにはM&A戦略支援に力を入れている。特に東京証券取引所での企業価値向上の要求が高まっている中、BCGはIR領域においても専門的な支援が必要であると感じ、FiNXとの連携を決定した。
FiNXは上場企業のIR戦略構築や実行支援を得意とし、投資家視点での客観的なアドバイスを提供することで知られている。両社が手を組むことで、上場企業の「攻めのIR」を実現するための包括的なサポート体制が整うことになる。
具体的な業務連携内容
1. 戦略的IR資料制作の共同提供
BCGはFiNXのCFO経験豊富な専門家と協力し、投資家に向けたIR資料やプレゼンテーションの質を高める。市場分析や競合比較、ESG要素を取り入れたストーリーテリングを駆使して、企業の成長ストーリーや中長期戦略を効果的に伝えることを目的としている。
2. IR体制構築コンサルティング
当社はガバナンスやディスクロージャーの領域での専門知識を基に、FiNXが得意とするIR戦略構築力と組み合わせて、企業のIR体制を整備し、「投資家に選ばれる企業」への転換を支援。さらに、BCGが運営する公認会計士専門の人材データベース『会計士.job』を活用して、必要なリソースを適切に提供する。
今後の展望
この業務連携を通じて、BCGは上場企業の経営支援の領域を拡大し、「ガバナンス × ファイナンス × IR」の三位一体による支援を進める。これにより、上場企業の
PBR改善や株主との関係強化、資本市場でのプレゼンス拡大を図り、企業価値の向上を加速することが期待されている。
BCGは、日本企業の持続的成長と株主価値の最大化に向けた伴走者として、資本市場と経営を結ぶ架け橋としての役割を果たし続ける。
FiNXについて
FiNXは、上場企業の経営層との対話を基に、企業の本質的な価値を投資家に伝える専門家集団である。数字だけでなく、その背後にある挑戦の意義を深堀りし、経営者の思いや未来の可能性を投資家と結びつける活動を行っている。未上場企業にもCFOの右腕として戦略的IRや事業構想を支え、共に企業価値の進化を促進する。
この新しい業務連携によって、BCGとFiNXは企業支援の新たな地平を開き、今後の発展に注目が集まる。これからの動きに期待したい。