KA International Schoolが日本初の『ヴィジブル・ラーニング』認定校に選出される

KA International Schoolが『ヴィジブル・ラーニング』認定校に選出

日本初となる『ヴィジブル・ラーニング』認定校として、KA International School（KAIS）が正式に選ばれました。この認定は、教育の質を科学的根拠に基づいて評価・改善できる新たな枠組みであり、生徒自身が学ぶ過程を可視化し、自らの成長を実感することを目指しています。

ヴィジブル・ラーニングとは？

ヴィジブル・ラーニングは、教育学者ジョン・ハッティ氏によって提唱された教育のフレームワークで、世界中の多数のメタ分析と研究に基づいています。ハッティ氏の研究によれば、一番効果的な教育方法は、学習者自身が自らの理解を評価し、次に何を学ぶべきかを意識することであると示されています。このフレームワークは、教育者が授業を進める上での指針となり、教授方法を見直すための重要な基盤を提供しています。

KAISが世界で17校目の認定校に選ばれたことは、大変名誉なことであり、教育界における指針となるでしょう。本校では、過去3年間にわたりこの手法を導入し、生徒の学習の可視化を進めてきた結果、教師と生徒双方において著しい変化が見られました。

学びを可視化する取り組み

KAISでは、「成長の可能性はすべての生徒にある」という前提のもと、教育の質を向上させるための改革に取り組んできました。この中で、教師陣は授業の目的や達成基準を明確に示し、生徒は自分の学習状況について日常的に振り返ることができるようになりました。

主な取り組み内容

- 学習の目的と達成基準の提示: すべての授業で、何を学ぶのか、どう達成するのかを明確にしています。
- 生徒の発言を促す: 学習結果を自分で説明し、進捗を把握できるようサポートをしています。
- 教師同士の相互フィードバック: 教授内容を観察し、フィードバックをし合う文化を醸成し、継続的な成長を図っています。

これまでの取り組みは、外部評価機関からも高く評価されており、KAISの教育改革はすでに他校にも影響を与えているとされています。生徒からは「今、自分が何を学んでいるのか、そしてどこに到達しているのかが分かるようになった」という声が多く寄せられています。

変化を実感する生徒たち

生徒たちの中には、間違いを恐れず新たな挑戦を楽しむ者もいます。「間違いさえも学びの一部」とポジティブに捉える姿勢が、自己成長へとつながっているようです。保護者からは、「子どもが精神的に成長し、学校での経験が非常にポジティブな影響を与えている」との声も寄せられています。

教師陣の協力も明確で、相互観察を通じた改善や子どもたちへの理解を深める努力が、全体の雰囲気を変える要因となっています。

学校の未来—KA International Schoolについて

KA International Schoolは、東京都品川区に位置する少人数制のインターナショナルスクールです。対象年齢は3歳から18歳まで。約150名の生徒が在籍し、多様な背景を持つ子どもたちが共に学んでいます。

本校では、探究型学習を重視し、選択科目も豊富で、ロボット工学や映画制作、料理、漫画など多岐にわたる学びを提供しています。KAISは、これからも学びを可視化することで、未来の教育の在り方を模索していくことでしょう。公式ページで詳しい情報を引き続き発信していく予定なので、ぜひチェックしてください。

KA International Schoolについての詳細は、公式ホームページからご覧いただけます。