fabulaが描く循環型社会の未来
東京を拠点にする
fabula株式会社は、環境意識の高い都市として知られる
スウェーデン・マルメ市で、特異なプロジェクトを実施しました。このプロジェクトは、廃棄されるコーヒー抽出かすを利用して地域循環を促進する「キングサーモンプロジェクト」の一環として行われました。今回の取り組みでは、ゴミを単なる廃棄物として扱わず、資源として再利用する可能性を探る目の付け所が光ります。
プロジェクトの動機
fabulaの理念「ゴミから感動をつくる」を基に、環境問題への取り組みが進化してきました。不要な資源を再活用することがテーマで、これまでにも様々な自治体や企業と協力し、
コーヒーかすや
カカオハスクなどの廃棄物を新しい素材に生まれ変わらせてきた実績があります。マルメ市の取り組みとfabulaの技術が融合することで、地元の資源を効率的に循環させるモデルが構築されたのです。
実施フェーズの詳細
プロジェクトは大きく分けて「資源回収」「素材化・プロダクト開発」「実証展示」の3つの段階で進められました。各フェーズごとに具体的な取り組みが行われ、順調な成果を上げることができました。
資源回収
マルメ市内にある8つのカフェから使用済みのコーヒー抽出かすを集め、約200kgの廃棄物を回収しました。これらは市内で乾燥処理をされ、素材加工に向けた準備が整えられました。地域内での回収を可能にする仕組みづくりにより、持続可能な資源循環のスタートラインが形成されたのです。
素材化・プロダクト開発
収集したコーヒーかすは、fabula独自の技術によって新しい素材に再構成されました。その結果として生まれたのが、ドリップスタンドやメニューポップスタンドといったプロダクトです。これらはすべて地域で収集された材料から製造され、再びカフェやフードコートで使われることになります。
実証展示
完成したメニューポップスタンドは、フードコートに設置され、2日間にわたって市民のフィードバックを受けるインタビュー検証が行われました。また、来場者に実際にコーヒーを淹れて提供するイベントも実施し、参加者からの評価を収集しました。その結果、来場者からは高い評価を受け、特に再購入の意向が4.75という数値を記録するなど、プロジェクトは成功を収めました。
今後の展開
このプロジェクトを通じて得た経験は、私たちにとって大きな前進です。fabulaは今後、マルメでの成功を日本国内でも再現するため、地方自治体や地域団体と連携し、新たな循環モデルの導入を進めていきます。飲食店や商業施設での資源回収スキームの構築や、その他の地域でも循環プロダクトを推進することが目標です。
また、今回の活動をきっかけに、スウェーデンをはじめとする周辺国からもビジネスの機会が寄せられ、国際的な事業展開の可能性にも期待が寄せられています。成果を実感しつつ、さらなる価値創造へと挑戦を続けます。
fabulaは廃棄物を価値ある資源に生まれ変わらせるストーリーを紡ぎ続け、私たちと共に新たな未来を創造してくれるパートナーを求めています。私たちの挑戦にぜひご参加ください。