北海道発の味わいを集結した洋菓子店『Pâtisserie PROUST』が札幌にオープン

北海道発の洋菓子店『Pâtisserie PROUST』が誕生

2025年2月21日、札幌市清田区に新たな洋菓子店『Pâtisserie PROUST』がオープンします。この店は、地元北海道の食材をふんだんに活かしたお菓子を製造・販売することを目指しています。代表取締役の永井孝典氏は、パティシエエスコヤマで18年の修業を経た経験をもとに、地元のスイーツ文化を発展させる覚悟で挑んでいます。

店のこだわり

『Pâtisserie PROUST』のスペシャリテは「プルーストロール」。シンプルながらも、懐かしさを感じる味わいのこのスイーツは、スフレタイプのスポンジ生地に北海道産の生クリーム、カスタードクリーム、そして特選の小豆を使用しています。生クリームは空気をふんだんに含ませてホイップし、濃厚さと軽やかさを兼ね備えた絶妙なバランスに仕上げています。また、カスタードクリームには道南の駒ヶ岳牛乳を使用し、マダガスカル産のバニラを合わせることで、上質なコクを実現しました。

駒ヶ岳牛乳ぷりん

また、店のもう一つの人気商品「駒ヶ岳牛乳ぷりん」は、飲み比べによって出会った北海道南部の駒ヶ岳牛乳を最大限に活かし、その贅沢さを追求しました。甘さ控えめで、牛乳の旨味を逃さず、口の中で広がるなめらかな質感が特徴です。

焼き菓子類も豊富に揃い、特にフィナンシェは優れた仕上がり。北海道産のバターや卵が使われ、焼いている時から香りが漂い、食べる者を惹きつけます。プレーンの他にもショコラやメープルなど、さまざまなバリエーションが楽しめます。

特別キャンペーン

オープン記念として、特別クーポンが実施されます。期間中に買い物をされた方には焼き菓子のプレゼントや、特定額を購入することでのアイスシングル無料券がプレゼントされるというお得なサービスが展開されます。詳細は公式ホームページやインスタグラムでご確認できます。

店名の由来

『Pâtisserie PROUST』の店名は、フランスの著名作家マルセル・プルーストに由来しています。彼の著書『失われた時を求めて』の中で、特定の味や香りが記憶を蘇らせることに象徴される「プルースト効果」を願い、訪れる全ての方が心温まる記憶を呼び戻すきっかけとなることを願って名付けられました。

シェフの思い

永井シェフは、地元北海道の特産品の魅力を引き出したスイーツを通じて、訪れる人々に特別な思い出を提供することを目指しています。2025年4月4日からは、お待ちかねのアイスクリームも登場予定。アメリカンアイスクリームとイタリアンジェラートという二つのスタイルで展開され、それぞれの特徴が楽しめるよう工夫されています。

オープンを迎える『Pâtisserie PROUST』は、北海道の味わいを知りたい方にはぜひ訪れてほしいスイーツの聖地となるでしょう。新たな甘美の体験をぜひお楽しみください。