中国市場向けビッグデータAIサービス「GREAT WALL」の登場
KENTOSHI株式会社は、日中間の越境ECやインバウンドビジネスを手掛ける企業として、2023年に「GREAT WALL」という新たなビッグデータ&AIサービスを発表しました。このサービスは、これまで情報が不足しがちだった中国市場について、リアルタイムでデータを収集し、それを可視化することを目的としています。
ビッグデータとAIの融合
「GREAT WALL」は、中国のインターネットユーザー約11億人からの全量データを、リアルタイムに取得可能で、SNSの主要プラットフォームともAPI連携を行っています。これにより、毎日約5億件のテキストデータと3.3億件の画像・動画データを収集し、1,000億件を超えるデータベースを構築しています。
この膨大なデータをもとに、自然言語処理やクロスモデル検索、ナレッジグラフなどの高度な情報処理技術を活用して、企業のマーケティング戦略に欠かせないサービスを提供します。
具体的なサービス内容
1.
データインサイト
利用者は特定のキーワードに基づく全量データの分析が可能です。SNSやアプリ、Webにおける口コミや掲載件数を把握し、ポジネガ分析やタグクラウドを生成することができます。これによって中国市場向けの具体的なマーケティング戦略立案に役立てられます。
2.
AIライティング
キーワードを入力するだけで、自社に適したSNS向けのコンテンツや記事を自動生成する機能を持ち、クリエイターや優れたライターにとっての効率的な補助となります。
3.
データAD
リアルタイムのホットワードランキングや潜在顧客データを集約し、特定のターゲットに精確にリーチ。自動投稿やレポーティングなども行います。
4.
AI校正
自然言語処理技術を活用し、テキストや画像の誤字脱字を自動で修正。これにより、コンテンツの正確性と適法性を保ちつつ、中国市場における炎上リスクを軽減します。
活用事例
「GREAT WALL」の導入により、実際に様々な業界でビジネスの成功事例が生まれています。例えば、政府機関が行ったビジネスカンファレンスでは、地域や職業に基づいたターゲティングを通じて投資家を効果的に集客。アパレルブランドでは、SNSで配信するコンテンツの分析によって、キャンペーンを通じた利益の大幅増を実現しました。
最後に
KENTOSHIは「彼を知り己を知れば、百戦殆からず」という理念のもと、ビッグデータとAIを駆使して、巨大な中国市場におけるマーケティングをサポートしています。越境ECやインバウンド事業への新たなアプローチを模索している企業にとって、「GREAT WALL」は独自のデータドリブン戦略を実現するための重要なツールとなるでしょう。
【会社概要】
会社名:KENTOSHI株式会社
事業内容:日中間を中心とするデータ&AI、越境EC、インバウンド事業
お問合せ:
[email protected]