エキップ株式会社が新たに提案する「bench heat」
エキップ株式会社は、京都市南区に本社を構え、業務用オーダーメイドパネルヒーター「ATTA-COUNTER」を展開しています。このたび新製品「bench heat」を発表しました。この製品は、高級レストランのカウンター席に適用されてきた暖房技術を、よりコンパクトなサイズに再設計し、ホテルやクリニック、カフェなどの商業空間において快適な「滞在価値」の向上を目指しています。
足元の冷えがもたらす課題
ホテルのロビーやクリニックの待合室、カフェのソファ席などは、利用者の快適性を実現するためのデザインがますます重要視される場です。しかし、それに伴い足元の寒さはしばしば見過ごされがちです。空調が天井からの暖気を送り、足元には冷気が滞留する事例は多く、これは顧客満足度に影響を及ぼす要因となっていました。この普遍的な問題を解決するために開発されたのが「bench heat」です。
「bench heat」の特徴
コンパクトなデザインと強力な暖かさ
「bench heat」は、これまでの主力製品「ATTA-COUNTER」の技術を基にしており、ダウンサイジングを行っています。従来の製品では設置が難しかったソファやベンチの下にフィットするよう設計されています。
また、小型化に伴い出力の最適化も図られており、遠赤外線技術による優れた熱伝導で、足元から体全体をじんわりと暖めます。
美しいインテリアとの調和
さらに、この製品は外観にもこだわりがあり、2,000種類以上の仕上げから選べるため、どんな内装にも調和し、暖房器具の存在を感じさせません。また、無風・無音の運転により、ホコリを巻き上げず、空気を乾燥させることもありません。これは、静粛性が求められる空間や衛生面を気にする場所に最適です。
多様な場面での実績
すでに「bench heat」は、さまざまな業種においてその効果が実証されています。例えば、あるクリニックでは、患者のQOL(生活の質)を重視し、待合室に「bench heat」を設置。利用者がリラックスして待つことができる環境を整えました。
カフェでも多くの人が行き交う駅の近くに位置する某店は、ソファ席の足元やカウンター裏にこの製品を導入。寒い冬でも快適になったことで、お客様の滞在時間が増え、収益アップにも寄与しています。
ホテルのラウンジなどでは、ラグジュアリーな体験をより向上させるための要素としても注目されています。共用エリアの快適性が向上することで、施設全体の満足度も高まると期待されています。
エキップ株式会社のビジョン
代表取締役の田中久喜は、「私たちの使命は、人が時間を過ごすすべての商業空間に、本質的な快適さをデザインと調和させて提供することです。『bench heat』は、そのビジョンを実現するための重要な一歩」と語っています。
「これまで諦められていた小さな空間の不快を解消し、すべての場所を特等席に変えることを目指して、これからもフロンティアを拓いていきます。」
製品情報
- - 製品名: bench heat(ベンチヒート)
- - 製造・販売元: エキップ株式会社
- - 特長: オーダーメイドパネルヒーター(温風なし・遠赤外線方式)
- - カラー・表面仕上げ: 2,000通り以上から選択可能
- - 用途: 飲食店、ホテル、オフィス、クリニックなどの業務用空間向け
まとめ
エキップ株式会社は、デザイン性を損なわずに人々が快適に過ごすことができる商業空間の提供を行っており、「bench heat」によりさらに進化を続けています。今後も多様な空間での新たな快適性の提供が期待されます。