レバンガ北海道とコープさっぽろの連携協定
8月25日、札幌市にあるコープさっぽろ本部において、株式会社レバンガ北海道と生活協同組合コープさっぽろが包括連携協定を締結しました。この協定は、バスケットボールを通じた子どもたちの健やかな成長と、地域貢献活動を強化することを目的としています。両者の力を結集することで、未来の世代が輝く新しい北海道の風景を創出していくことが期待されています。
協定の具体的な取り組み
この連携協定には、いくつかの重要な取り組みが含まれています。主な内容は以下の通りです:
1. プロスポーツに触れる機会の提供
まず、子どもたちがプロスポーツに接する機会を増やすために、レバンガ北海道の選手によるバスケットボールクリニックが開催されます。また、児童養護施設などの北海道の子どもたちをホームゲームに招待することで、実際の試合を体験するチャンスも提供されます。
2. ジュニア大会の実施
次に、北海道内のミニバス少年団(男女)を対象に「レバンガジュニアカップ supported by コープさっぽろ」を開催します。この大会を通じて、若い選手たちが成長し、切磋琢磨できる環境が提供されることになります。
3. バスケットボール設備の設置
さらに、コープさっぽろの施設には、バスケットボールの機器が設置される予定です。全道33カ所にあるトドックステーションに幼児用バスケットゴールを設置し、札幌市と江別市にある学童「トドックキッズクラブ」にも同様の設備を整える計画です。
4. 食と健康をテーマにした事業
食と健康に関連する事業も積極的に実施されます。「レバンガ子ども食堂」と「コープ放課後キッチン」とのコラボレーション、さらにはレバンガホームアリーナでのホットドッグ販売などが予定されています。これを通じて、地域の子どもたちに栄養を提供し、健康的な食文化を促進することが狙いです。
5. 災害支援と環境活動
最後に、災害支援を含む取り組みも強化されます。具体的には、トドックリサイクルステーションを設置し、ユニフォームや古着の回収を行うプロジェクトが始動します。その収益はカンボジアの子どもたちに届ける予定です。また、コープさっぽろが実施する環境活動や災害時の寄付呼びかけにも参加し、社会貢献活動を推進していきます。
今後の展望
このような多岐にわたる取り組みを通じて、両者は密に連携し、子どもたちの夢を応援し続けます。また、地域に根ざした持続可能な取り組みを進めていくことで、さらなる地域社会の発展を目指します。この協定を機に、北海道がより一層活気に満ちた地域になることを期待しています。