丸紅情報システムズがオラクルと提携し新たなクラウドサービスの提供を開始
丸紅情報システムズ株式会社(以下、丸紅)は、日本オラクル株式会社と販売代理店契約を締結し、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)の提供を開始しました。この提携により、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進したい企業に対する支援を強化することが期待されています。
Oracle Cloud Infrastructureがもたらす変革
近年、多くの日本企業がデジタルトランスフォーメーションを進める中、基幹システムで使用されるOracle Databaseなどのデータベースのクラウド移行が課題となっています。これまで大規模なデータ移行に対する懸念や、性能、信頼性の不足から、企業がクラウドへの移行をためらうケースも見受けられました。しかし、最近ではオラクルとGoogle Cloudとのグローバルパートナーシップが発表され、Google Cloudとの直接接続により、データ転送の料金を回避できる利点が生まれています。
特に、重要なシステムで使われるOracle DatabaseをGoogle Cloud上で運用することにより、AIや機械学習といった先進的なサービスとのシームレスな連携が可能になります。移行の段階を踏んで進めていくことも可能で、既存のレガシー資産を最大限に活用することが期待されています。
丸紅の取り組み
丸紅I-DIGIOグループは、OCIの導入により、顧客の複雑なクラウドニーズやマルチクラウド環境に関する相談に迅速かつ的確に対応します。これにより、最適なクラウド活用をサポートし、DXの推進をリードします。また、Oracle DatabaseとGoogle Cloudの融合によって、より付加価値の高いソリューションを提案できる体制が整っています。
地元企業のニーズに応じたサポートを強化し、お客様それぞれに合ったクラウド戦略を提供できることが、丸紅の大きな特長です。加えて、業界内での豊富な実績を取り入れながら、顧客の成長を加速することが期待されています。
お客様の声と期待
日本オラクル株式会社の常務執行役員アライアンス統括である佐野守計氏は、丸紅がOCI販売代理店契約を締結し、サービス提供を開始することを歓迎しています。彼のコメントによると、丸紅の強固な顧客基盤と豊富なITソリューションの提供実績により、DXの加速が確信されていると指摘されています。
市場環境がますます複雑化する中、企業は効率的で柔軟なクラウド環境が求められています。そのため、丸紅の新しい取り組みは、企業にとっての大きな助けとなることでしょう。さらに、OCIの導入を通じて、企業がビジネスをどう変革していくのか、今後の展開が期待されます。
丸紅I-DIGIOグループとは
丸紅I-DIGIOグループは、丸紅株式会社がICT領域に特化した事業会社として存在しており、製造、流通、デジタル、IT基盤の各ソリューションに注力しています。これらの事業セグメントを通じて、商社としての強みを生かした成長戦略を推進し、顧客のニーズに応じた様々なソリューションを提供しています。これからも大阪のICTの未来を切り開く存在として期待されること間違いなしです。
詳しい情報は、
丸紅I-DIGIOの公式サイトをご覧ください。