「隠れ男性更年期」70%!男性300名調査で衝撃の結果
近年、女性の更年期障害に関する関心は高まっていますが、男性の更年期障害については、まだまだ認知度が低いのが現状です。この度、Dクリニック東京/大阪が実施した300名(50~60代男性)を対象とした調査で、驚くべき結果が明らかになりました。
調査によると、なんと70%の男性に男性更年期の疑いがあり、そのうち約半数は、自身の症状を更年期とは認識していなかったのです。この「隠れ男性更年期」の現状は、男性の健康問題を考える上で、非常に深刻な問題と言えます。
男性更年期とは?その症状と原因
男性更年期障害は、加齢とともに男性ホルモンであるテストステロンの分泌量が減少することで引き起こされる様々な症状を指します。女性と同様に、男性も年齢とともにホルモンバランスが変化し、様々な身体的・精神的な不調が現れます。
主な症状としては、疲労感、倦怠感、意欲の低下、性欲減退、睡眠障害、記憶力・集中力の低下などが挙げられます。また、骨密度の低下や筋力減退といった身体的な変化も現れる場合があります。
これらの症状は、単なる老化やストレスによるものと誤解されがちですが、男性ホルモンの減少が背景にある可能性も高いです。
調査結果から見える男性更年期の現状
今回の調査では、男性更年期について理解している男性はわずか20%という結果でした。女性の更年期障害に比べ、男性の更年期障害に対する認知度が低いことが浮き彫りになりました。
更年期の疑いがある男性のうち、症状の重症度は、重症20%、中等度22%、軽度30%という内訳でした。症状別に見ると、性的領域(37%)、心理的領域(32%)、身体的領域(31%)の順に多く、身体の不調を感じているにもかかわらず、更年期であると自覚している人は少ないことが分かりました。
男性更年期の早期発見と治療の重要性
男性更年期障害は、早期発見・早期治療が重要です。放置すると、生活の質(QOL)の低下や、うつ病、心血管疾患などのリスクを高める可能性もあります。
Dクリニックでは、今回の調査結果を踏まえ、より気軽に男性の健康チェックを受けられるよう、「男性力ドック~期間限定ライトプラン~」を開始しました。この検査は、血液検査とPWV検査を行い、男性ホルモンの状態などを調べることができます。
男性力ドック~期間限定ライトプラン~概要
価格: 16,500円(税込)
検査内容: 血液検査、PWV検査
対象クリニック: Dクリニック東京、Dクリニック大阪
期間: 2024年11月19日(火)~2024年12月29日(日)
男性更年期の治療法
男性更年期の治療法としては、ホルモン補充療法が一般的です。テストステロンの注射やゲル剤を用いて、不足しているホルモンを補うことで、症状の改善を図ります。Dクリニックでは、順天堂大学医学部附属浦安病院泌尿器科教授である辻村先生監修のもと、治療を行っており、高い治療効果を実証しています。
専門家からのコメント
辻村晃先生(順天堂大学医学部附属浦安病院泌尿器科教授)は、男性更年期障害は様々な症状が現れるため、他の病気と間違えられやすく、放置されがちであると指摘しています。年齢や生活習慣によっても発症リスクは異なり、早期発見と適切な治療が重要だと訴えています。
男性の健康課題に対する意識を高め、より多くの男性が自身の健康に目を向けるきっかけとなることを願っています。