マネーフォワードと三井住友カード提携
2024-07-17 16:51:32

マネーフォワードと三井住友カードが資本業務提携、個人向け事業で新たな金融サービスを創出

マネーフォワードと三井住友カードが資本業務提携、個人向け事業で新たな金融サービスを創出



株式会社マネーフォワードと三井住友カード株式会社は、個人向け事業における合弁会社の設立を含む資本業務提携を発表しました。両社は、それぞれが培ってきたサービスの強みを融合することで、顧客のお金に関する課題解決を目指します。

マネーフォワードは、家計簿・資産管理アプリ「マネーフォワード ME」で知られており、1,610万人を超えるユーザーと25兆円の口座連携金融資産額を誇ります。一方、三井住友カードは、SMBCグループと共同で個人向け総合金融サービス「Olive」を提供しており、サービス開始から1年で230万人以上がアカウントを開設しています。

今回の提携では、「マネーフォワード ME」が持つ家計管理機能と「Olive」が持つ銀行口座やカード決済などの金融機能を連携させることで、顧客起点のオープンな金融プラットフォームを構築します。具体的には、以下のサービスを検討しています。

1. シームレスな資金移動

「マネーフォワード ME」と「Olive」を連携させ、金融機関をまたいだ資金移動をスムーズに行えるようにします。顧客は、口座管理画面で複数の金融機関の残高を一覧で確認し、ドラッグ&ドロップなどの直感的な操作で資金移動を実現できます。

2. リアルタイムでの家計管理

三井住友カードのクレジットカード即時利用通知サービスと「マネーフォワード ME」の家計管理機能を連携させることで、クレジットカード利用情報をリアルタイムに家計簿に反映します。これにより、カード利用の安心感と使い過ぎ防止に役立ちます。

3. 自分だけのローン

顧客のクレジットカードや「Olive」利用状況、家計管理データを分析し、借入可能な金額を事前に提示する機能を検討します。適切な借入額の提案により、顧客の不安解消と無理のない返済をサポートします。

4. ポイントがたまる家計簿

「マネーフォワード ME」の利用状況に応じて、三井住友カードのVポイントを貯められる機能を検討します。家計管理をより楽しく、お得な体験にアップデートします。

5. AIアシスタントによるお金のサポート

顧客の家計・資産状況、金融サービス利用状況を分析し、最適なお金の使い道を提案するAIアシスタント機能を検討します。銀行、カード、証券などのカテゴリーを超えて、顧客がお金を最適に利用できる体験を提供します。

さらに、個人事業主や法人向けビジネス領域においても、両社の強みを活かした新たな顧客体験の実現を目指します。

今回の提携により、顧客はお金の管理や利用に関するより幅広い選択肢と利便性を享受できるようになります。両社は、革新的な金融サービスの提供を通じて、顧客のお金に関する課題解決に貢献していくことを目指しています。


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会社情報

会社名
三井住友カード株式会社
住所
東京都江東区豊洲二丁目2番31号 SMBC豊洲ビル
電話番号
03-6634-1700

トピックス(経済)

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