近大生が贈る母の日イベントで切り花の魅力を発信
近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)は、2025年5月9日(金)に「母の日に向けた切り花販売イベント」を東大阪キャンパスで開催することを発表しました。このイベントは、令和7年1月に行われた「課題解決型 KINDAI ビジコン」で優秀賞を受賞した経営学部生が企画したものです。切り花の販売と共に、大学生の花に対する意識を探るためのアンケート調査も実施します。
イベントの詳細
今回の切り花販売イベントは、JA全農長野を母体とする京阪神地区信州花き販売促進協議会との連携により開催されます。母の日に合わせて、「信州の花」をテーマにした切り花の販売が行われ、売り上げの一部は地域振興に寄与される予定です。
販売される花の種類は、アルストロメリア、ダリア、シャクヤク、ハイブリッドスターチス、ユーカリの5種です。学生たちは、何よりも来場者に花の魅力を伝える工夫をしています。展示の際には、花がより目に入るような高さや角度を考慮し、カジュアルなデザインの看板や花瓶を用いて楽しい雰囲気を作ります。
特に看板は遠くからでも目を引くようなインパクトを意識してデザインされており、来場者の興味を刺激します。
アンケート調査で若者の意識を探る
また、購入者を対象にしたアンケート調査も行われます。花に対する若者の意識や購入意欲を可視化し、消費行動の分析につなげるのが目的です。参加者には長野県産のリンゴを使用したジュースが提供される予定です。
このイベントにより、花に対する若者の印象や関心、贈答経験を把握することが可能となり、それを今後のフラワーマーケティングに生かしていく考えです。
開催概要
- - 日時:2025年5月9日(金)11:00~17:00
- - 場所:近畿大学東大阪キャンパス21号館1階ピロティ(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
- - 対象:近畿大学生
- - 販売内容:アルストロメリア、ダリア、シャクヤク、ハイブリッドスターチス、ユーカリ(販売価格:1本300円(税込)、5本セット1,000円(税込))
学生の熱い想い
イベント企画を担当した近畿大学経営学部経営学科の4年生、吉田美悠さんは、「この企画では、若者がどのように花に興味を持つか、またその魅力をどのように伝えるかというテーマに向き合ってきました」と語ります。
「この機会を通じて、信州産の花の美しさに触れることができ、多くの人に感謝の気持ちを伝える手助けができればと思っています」と続け、大学生にとって身近な存在となる花を通じて、日常の中での豊かさを再認識してもらえたらという期待を寄せています。
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