「ジンジャー人事労務」が労働保険の年度更新業務をワンストップで対応可能に!
クラウド型人事労務システム「ジンジャー」を提供するjinjer株式会社は、同社のサービス「ジンジャー人事労務」に、労働保険の年度更新業務をワンストップで対応可能な機能を実装しました。これにより、企業はこれまで複数の手続きが必要だった労働保険の年度更新を、ジンジャー上で完結できるようになります。
労働保険の年度更新は、毎年6月1日から7月10日にかけて、各都道府県の労働局や労働基準監督署へ申告書を提出する必要がある重要な手続きです。これまで「ジンジャー」では、労働保険料の「本年度分の支払額確定」と「来年度分の概算額の計算」を行い、申告書に記載する金額を集計することができましたが、今回の新機能実装により、申告書の作成から労働局への納付までの一連の処理を、ジンジャー上で完結できるようになりました。
具体的には、ジンジャー給与に蓄積されている給与データをもとに、申告書類の帳票作成、申告、納付(※)が行えます。
※「申告」:納める労働保険料の想定額を申請すること。
「納付」:申請した内容に応じて実際にお金を納めること。
この新機能により、給与担当者は、これまで外部ツールや紙媒体を使用していた労働保険の年度更新業務を、ジンジャー上で効率的に行うことが可能になります。ペーパーレス化による業務効率化だけでなく、ヒューマンエラーの削減にも貢献するでしょう。
「ジンジャー人事労務」とは
「ジンジャー人事労務」は、人事関連の各種手続きや年調収集、雇用契約などをペーパーレス化し、社内のあらゆる人事情報を一元管理する人事管理サービスです。人事情報が集約されたデータベースを使って、人員配置や育成計画、モチベーション管理ができ、組織の生産性向上に貢献します。また、ほかのジンジャーシリーズと組み合わせることで、勤怠や給与計算サービスとも人事情報の一元管理が可能です。
「ジンジャー」とは
「ジンジャー」は、人事労務・勤怠管理・給与計算などの人事の定型業務から人事評価・eラーニングといったタレントマネジメントまで、1つにまとめて管理できるクラウド型人事労務システムです。
人事情報を1つに統合した「Core HRデータベース」によって、勤怠集計からの給与計算や、社会保険手続きに関する帳票類の入力といった定型業務の効率化・自動化を支援します。また、それぞれのシステムのデータベースがつながっているため、データベースの自動反映や役割変更に応じた各システムへの権限変更の自動化などを実現します。
まとめ
「ジンジャー人事労務」の労働保険年度更新機能は、企業にとって大きなメリットをもたらすと言えるでしょう。業務効率化、ペーパーレス化、ヒューマンエラー削減など、様々な課題を解決し、より働きやすい環境づくりに貢献します。
「ジンジャー人事労務」の労働保険年度更新機能に対する感想
「ジンジャー人事労務」の労働保険年度更新機能は、人事担当者にとって非常に魅力的な機能だと感じました。これまで、労働保険の年度更新は、申告書の作成、労働局への提出、納付など、複数の工程を踏む必要があり、時間と労力を要する作業でした。しかし、今回の新機能によって、これらの作業をジンジャー上で完結できるようになり、大幅な業務効率化が期待されます。
特に、給与データと連携することで、申告書類の自動作成が可能になる点は大きなメリットです。人為的なミスを防ぎ、正確な申告書を作成することができます。また、ペーパーレス化によって、紙媒体の保管や郵送の手間が省けるのも魅力的です。
さらに、ジンジャーは、人事情報の一元管理システムとして、勤怠管理、給与計算など、人事関連業務全体を効率化できる点も注目すべきです。労働保険の年度更新業務だけでなく、人事関連業務全体を効率化することで、人事担当者はより戦略的な業務に集中できるようになるでしょう。
ただし、新機能の実装によって、今まで通りの運用方法に変更が必要になるため、従業員への周知徹底や、システムの操作に関する研修などが重要になるでしょう。導入の際には、スムーズな移行を図るための計画的な準備が必要となります。
全体として、「ジンジャー人事労務」の労働保険年度更新機能は、人事担当者の業務負担を軽減し、より効率的な人事管理を実現する画期的な機能と言えるでしょう。今後、さらに機能が充実し、企業にとって不可欠なツールとなることを期待しています。