AI英語スピーキングテスト「PROGOS®」が新たな学習指標に認定される

「PROGOS®」が一般教育訓練給付制度に採用

日本国内でのリスキリング支援が進む中、株式会社プロゴスが提供するAI英語スピーキングテスト「PROGOS®」が、株式会社スタディーハッカーが運営する英語コーチング「ENGLISH COMPANY」の上級セミパーソナルコースにおいて、成果指標として初めて採用されました。このコースは一般教育訓練給付制度の対象講座に認定され、多くの学習者にとって英語学習の重要な指標となることが期待されています。

この背景には、日本政府が2022年に発表したリスキリング支援策があります。5年間で1兆円を投じる方針が示され、その結果、スキルアップへの関心が高まっています。これまでは主にTOEICが成果指標として用いられてきましたが、最近ではスピーキング能力への注目が集まり、スピーキングスキルを具体的に測定できる指標の重要性が増しています。

ENGLISH COMPANYの上級セミパーソナルコースでは、会議や商談で必要不可欠なアウトプットスキルを強化するプログラムが実施されています。このコースに採用された「PROGOS®」は、国際的な言語力指標であるCEFRに準じ、AIによる自動採点機能を備えているため、受験者は迅速かつ手軽に結果を確認することができます。

「PROGOS®」の特徴と利点

「PROGOS®」の最大の特徴は、総合評価に加えて6つの評価指標があり、個々の弱点を徹底的に分析する点です。これにより、受験者は具体的なスキル向上を図るための効率的な学習プランを立てることができます。このように、「PROGOS®」は英語学習の透明性を高め、学習効果を向上させるための重要なツールとして位置づけられています。

今後、「PROGOS®」は多様な英語学習サービスや研修において広く採用される見込みです。プロゴス社はこのスピーキングテストを、より多くの人々に利用してもらうため、さまざまなニーズに応じた活用方法を展開していく考えです。

ENGLISH COMPANYとリスキリングの未来

さらに、「ENGLISH COMPANY」は第二言語習得研究に基づいた個別学習を行っています。マンツーマンのパーソナルトレーニングや少人数制のセミパーソナルコースを通じて、短期間での英語力向上を目指しています。特に、2023年にはIT業界向けコースや、ハイクラス向けの「ENGLISH COMPANY Premium」をリリースしました。これらのコースは、英語スキルだけでなく、グローバルビジネスでも必要とされるコミュニケーション能力の習得を目指しています。

「PROGOS®」が成果指標として採用されたことは、英語教育における新たな一歩といえます。リスキリングの重要性が一層高まる中で、効率的にスピーキング能力を育成する手段として「PROGOS®」の役割は今後ますます重要になります。今後、企業や大学がより効果的にスキルアップの環境を整えることができるよう期待しています。