Supertone、コンテンツ東京でAI音声技術「Shift」と「Play」を披露!
HYBEの子会社であり、AI(人工知能)音声技術をリードするSupertoneは、7月3日から5日まで東京ビッグサイトで開催された日本最大規模のコンテンツ総合展示会「第15回 コンテンツ東京」に出展しました。
同社ブースでは、リアルタイム音声変換サービス「Supertone Shift(以下、Shift)」とコンテンツ制作に最適化されたTTS(Text-to-Speech)技術「Supertone Play(以下、Play)」の2つのプロダクトが披露されました。
リアルタイム音声変換サービス「Shift」
4月にオープンベータ版公開から話題を集めている「Shift」は、選択したキャラクターの声にリアルタイムに変換できるサービスです。47ミリ秒という低遅延を実現し、ユーザーとキャラクターの声の混合比率や高さ、抑揚などの詳細な設定をリアルタイムで変更することが可能です。
ブースでは、ゲストクリエイターによるデモンストレーションが行われ、様々なキャラクターの声を使いながらユニークで楽しいパフォーマンスが披露されました。来場者は実際にリアルタイムボイスチェンジャーを体験し、その高機能性と低遅延性に驚きの声を上げていました。
「Shift」は、すでにオープンベータ版を公開しており、多くの人がその魅力に取り憑かれています。
コンテンツ制作向けTTS技術「Play」
「Play」は、打ち込んだテキストを選択したキャラクターの声で読み上げることができるプロダクトです。音声の高さや抑揚などを細かく調整できるだけでなく、ナレーションやゲーム、広告など、あらゆるコンテンツ制作に適用できる自然な音声を複数言語で生成することが可能です。
ブースでは、同じテキストに対して異なる設定パターンで音声を生成し、その違いを体験できるコーナーが設けられました。来場者は、音声の微妙な変化に注目し、Supertoneの技術力の高さを実感していました。
Supertoneの今後の展望
Supertoneは、今回の展示会を通じて、日本のクリエイターや企業から高い関心を集めました。同社は、日本を重要な市場と位置づけ、今後も積極的に技術提供を行っていくことで、日本のコンテンツ制作をサポートしていくと表明しています。
Supertoneについて
Supertoneは、2020年に設立されたAIオーディオ技術企業です。HYBEの子会社として買収され、クリエイターとユーザーが想像するものを実現することを目指しています。リアルタイム音声変換、TTS、ノイズ除去、言語ローカリゼーション技術などを独自に研究開発しており、HYBEとの協業プロジェクトや、Disney+、Netflixなどのコンテンツ制作にも技術を提供しています。
Supertoneは、今後も革新的なAI音声技術を提供し続けることで、クリエイティブな表現の可能性を広げていくでしょう。