オンラインで行われる障害児支援イベントのご紹介
2025年6月24日と25日、障害児の教育環境について考えるオンラインイベントが開催されます。このイベントのタイトルは「学びに出会うすべての人に本を読み継ぐ―障害児と向き合うカンボジア・ラオスの現場から」です。特に開発途上国であるカンボジアとラオスにおける障害者の教育環境と支援活動に焦点を当て、彼らの声に耳を傾ける貴重な機会です。
イベントについて
このイベントでは、カンボジアとラオスの障害者を取り巻く状況についての情報が共有されます。特に、これらの国での書籍の利用に関する問題を深掘りし、どのように障害者が教育を受け、学ぶことができるかを共に考えます。
開催日程と内容
-
1日目(カンボジア編): 2025年6月24日(火)12:00~12:30
-
2日目(ラオス編): 2025年6月25日(水)12:00~12:30
※両日の内容はZoomにてオンラインで配信されます。
- カンボジア及びラオスにおける障害者の現状
- エファの図書支援に関する取り組み
- 子どもや保護者の体験談
参加費は無料で、事前の申し込みが必要です。申し込み後にはZoomのリンクが送付されます。また、イベントは後日アーカイブ配信される予定です。参加を希望される方は、エファジャパンの公式ウェブサイトからお申し込みいただけます。
登壇者について
登壇者は、ラオス出身でエファジャパンの海外事業コーディネーターを務めるチッタウォン フォンサワン(ミン)氏です。彼は2015年に日本に来て以来、東京外国語大学で国際社会学を学び、博士課程を修了しました。
彼の言葉から、ラオスの障害者が直面している課題やそれに対する支援の重要性が感じられることでしょう。
図書館総合展との連携
今回のイベントは、図書館界最大級のコンベンションである「図書館総合展」の一環として行われます。図書館総合展は、さまざまな館種を超えた図書館関係者が交流し、情報交換を行う重要な場です。このような機会を通じて、新たな知見やネットワークが生まれることを期待しています。
エファジャパンの活動
エファジャパンは「すべての子どもたちが可能性と創造性を発揮し、自分ものがたりを描ける社会に」をビジョンに掲げ、教育および福祉の支援を行う国際協力NGOです。図書館づくりや障害のある子どもへの支援に加え、日本国内でも本に触れる環境を作る活動を展開しています。彼らの取り組みは、まさに「本の飢餓」の解消を目指しています。
このイベントは、障害児支援に関心のある方々にとって貴重な学びの機会です。皆さんもぜひ参加して、一緒に考える場に集まりましょう。