YouTuberヒカル氏が手がけるReZARDの新たな経営理念について

YouTuberヒカル氏がプロデュースするReZARDの新経営理念

YouTuberヒカル氏が2019年に設立したアパレルブランド「ReZARD」。当初はファッションに特化していたものの、現在は化粧品やホテル、スポーツ用品など、幅広い業態に展開している。ReZARDのブランドコンセプトは「高品質×低価格を体現し、みなさまの人生を豊かにする」であり、常に質にこだわった商品を提供し続けている。

経営理念設計のきっかけ

この度、株式会社ReZARDの経営理念刷新プロジェクトが始動した背景には、代表取締役の入江巨之氏からの提案があった。彼は、経営理念の見直しを行いたいとの意向を施策し、これが実現するまでに何度も打ち合わせを重ねた結果、今回のプロジェクトが始まった。

新しい経営理念の概要

新たに策定されたReZARDの経営理念には、VISION（ビジョン）、MISSION（ミッション）、VALUE（バリュー）が定義され、それをもとにした「ブランドキャンバス」が完成した。具体的には次の通りである。

VISION：憧れを誰もが手にできる世界へ

このビジョンは、「人生の理想を叶える過程を楽しむ」という考え方を反映している。特に、価格や自己肯定感といった要因で自分の夢に手が届かない人々に対し、ReZARDはその手助けをしたいと考えている。つまり、誰もが自身の理想に近づく体験を提供し、「手に入れたい」と思った瞬間にそのチャンスがある、そんな世界を目指している。

MISSION：想い出のすべてに、ReZARDを

ReZARDは、特別な日だけでなく、日常の中での心温まる瞬間を大切にしたいと願っている。大切な出来事や記憶の中に、常にReZARDの存在があってほしいという想いを込めている。例えば、特別な贈り物だけでなく、日常の風景や瞬間が「想い出」として心に残ることを目指している。

VALUE：世界を動かす覚悟

ReZARDの行動指針は、変化の先頭に立ち、トレンドを追うのではなく、自らが新しい常識を生み出していくことに重きを置いている。彼らは、自らの手で本質に迫り、最後の1%にこだわる態度を持ちながら、世界への視野を広げていく。これにより、固定観念を打破し、新しい価値を創造していくことを目指している。

今後の展望

今後もReZARDだけでなく、入江氏が代表を務める株式会社サムライパートナーズの理念設計支援を続け、企業の持続的成長に貢献すべく、様々なサービスに取り組んでいく予定だ。特に「ビジョンに向かう組織づくり」を軸に、経営理念策定だけでなく、その浸透研修や人事評価制度の設計なども手掛ける。これにより、ReZARDが描くビジョンの実現を手助けしていくことになるだろう。

また、株式会社マイビジョンの取り組みやW展開も期待されており、さらなる発展が望まれる。