商工中金AI導入
2025-09-12 08:45:23

商工組合中央金庫がAIロールプレイングシステムを導入し営業力向上を目指す

商工組合中央金庫、営業力を強化するためのAI導入



株式会社商工組合中央金庫(商工中金)は、この度、株式会社エクサウィザーズのAI対話型ロールプレイングサービス「exaBase ロープレ」の導入を発表しました。この取り組みは、約230名の営業スタッフに対する新たな研修方法の一環であり、営業力の標準化と効果的な研修環境の構築を目指しています。

背景と必要性



商工中金は、外為営業においてさまざまな課題に直面しています。特に、営業担当者間のスキルや経験値の差が大きいこと、実践的なトレーニング機会の不足、標準化された評価基準が欠如していることが挙げられます。これらの問題を解決するために、商工中金はAIを活用した革新的なトレーニング環境を構築する必要があると判断しました。

exaBase ロープレの導入目的



商工中金は「exaBase ロープレ」によって、以下の目標を目指しています。

  • - 営業力の強化・標準化:AIアバターを利用したロールプレイングを通じ、新人から上級役職者までの外為営業スキルを底上げする。
  • - 柔軟な実践環境の提供:どこでもアクセス可能な研修ツールを整備し、社員が取り組みやすい環境を作る。
  • - 評価基準の明確化:客観的な評価基準を設定し、個々の改善点が明確になるようサポート。
  • - 変化への迅速な対応:市場や顧客のニーズの変化に迅速に対応できるよう、シナリオやアバターを自由に編集可能。

商工中金の国際部長の高畑和憲氏は、この導入を通じて提案力を向上させ、顧客満足度を高めることを期待しています。

exaBase ロープレの特徴



1. 自社独自のシナリオ設定:営業現場で培ったノウハウを元に、リアルな商談に近い対話シナリオを構築。
2. 自由自在なAIアバターとの会話:性別や年齢、性格を自由に設定でき、顧客層に合わせたアバターを新たに開発。
3. 同一基準での評価:ロールプレイングの結果は100点満点で評価される。AIが提供するフィードバックを通じ、担当者は自らの課題を明確に把握。
4. 研修状況の管理:研修進捗を一覧で確認できるシステムを導入し、効果的な管理が可能に。

今後の展開



商工中金は「exaBase ロープレ」を単なるトレーニングツールとして利用するのではなく、全体的なセールスイネーブルメントを強化するためのツールとして活用する方針です。この取り組みが、顧客の納得感を高め、成約率の向上に直結することを見込んでいます。

企業情報


商工組合中央金庫は1936年に設立され、東京都中央区に本社を構えている中小企業向け融資や経営サポートを行う金融機関です。エクサウィザーズは、AIを駆使したサービス開発で産業革新を目指す企業で、今回の導入がどのように商工中金の成長を後押しするのか注目されます。

詳しくはエクサウィザーズの公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社エクサウィザーズ
住所
東京都港区芝浦4丁目2−8住友不動産三田ファーストビル5階
電話番号

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