家族で楽しむ「田んぼの学校」
「田んぼの学校」というユニークなイベントが、2025年5月24日(土)に茨城県のつくば市で開催されます。この企画は、生活協同組合パルシステム茨城 栃木と、JAつくば市谷田部の主催によるもので、家族単位で参加できる米作り体験が楽しめる特別な機会です。
このイベントで参加者は、田んぼに実際に足を踏み入れ、生産者から直接教わりながら米作りの第一歩を学びます。田植えのタイミングを迎え、参加者は水田に入り、稲の苗を手で植える作業を体験します。特に小さな子どもたちにとっては、自然の中で土の感触を味わいながら、家族と共に成長することができる貴重な体験となります。
環境に配慮した農法
田植えが終わると、JAつくば市谷田部の生産者が、化学合成の農薬や肥料を従来の半分に抑えた環境に配慮した方法で稲を育てます。この取り組みは、参加者にも収穫までの稲の成長を見守ることを促し、より深い理解を促進します。また、参加者には特製の「バケツ稲」を持ち帰ることができ、自宅でも稲作を楽しむことができます。この育て方を教わることで、家庭での農業体験も楽しめます。
生産者との絆を深める
パルシステム茨城 栃木は、2002年に生産者と消費者のコラボレーションを強化するために「JAつくば市谷田部食と緑の交流事業推進協議会」を設立しました。この協議会の目的は、食料の安定供給や持続可能な農業の実現、地域資源循環型農業の構築です。イベントを通じて、生産者と消費者の相互理解を深める様々な企画が行われています。
この「田んぼの学校」は、参加者にとって特別な体験となるでしょう。子供たちは、米作りの過程を実際に見て学ぶことができ、食がどのようにして作られるのかを実感することができます。同時に、年々続いているこのイベントは、地域の持続可能な農業と地域間の新たな交流の大切さを強調しています。
今後の展望
パルシステム茨城 栃木は2025年を国際協同組合年として、さらなる生産者と消費者の連携を強化していく計画です。この取り組みにより、持続可能な生産と消費の実現に向けて進んでいきます。このような活動を通じて、農業の重要性や環境への配慮について考えるきっかけを参加者に提供したいと考えています。
イベント詳細
- - 日時:2025年5月24日(土)9時~11時
- - 会場:JAつくば市谷田部交流田(つくば市水堀162周辺)
- - 内容:「田んぼの学校」入学式、および田植え体験
- - 参加人数:20家族66人(大人34人、子ども32人)
参加希望の家庭は早めに申し込むことをお勧めします。この機会を利用して、家族と共に楽しい農業体験をしてみてはいかがでしょうか。
詳しい情報
さらに詳しい情報は、生活協同組合パルシステム茨城 栃木の公式サイトでご確認ください。
生活協同組合パルシステム茨城 栃木公式HP