firmee新機能
2023-03-16 21:06:03
法律事務所向けクラウドサービス『firmee』、新機能で業務効率化を加速
法律事務所向けクラウドサービスfirmeeが新機能を発表
株式会社firmeeは、法律事務所向けのクラウド型サービス『firmee』に新たな機能を追加しました。今回導入されたのは、AI技術を活用したメモ清書機能で、特にChatGPTとの連携が強化されています。この新機能により、法律事務所員は業務の効率化が期待できます。
ChatGPT連携機能の概要
新しく追加されたChatGPT連携機能は、firmee内で作成した簡潔なメモをChatGPTに送信し、報告書形式の文章に自動変換するというものです。この機能は全ての会員が利用可能ですが、無料の会員には回数制限があります。
ChatGPTは、人間のような会話や文章を生成することができるAIチャットボットで、自然言語処理技術を活用しています。この新機能では、事件の背景や必要事項をメモから抽出し、それに基づいて適切な文章が生成されます。ただ、メモには具体的な記述が求められます。
使い方はとても簡単
メモ作成フォームで内容を入力し、「AIで清書」ボタンを押すだけで、報告書風の形式で文書が生成されます。たとえば、以下のようなメモがあった場合、
>「被害者から直接電話。交通事故。先週の木曜、神楽坂交差点で横断歩道歩行中にはねられて車には逃げられた…」
これが、次のように整形されます:
>「被害者から直接電話があり、交通事故に遭われたとのことです…」
このように、自動生成された文章はfirmee上で確認・編集・保存・共有・印刷ができ、さらには生成された文書をChatGPTに再度送信して、より詳細な内容や異なる表現を提案してもらうことも可能です。
今後の展望
合同会社firmeeは、AI技術の進展に応じて、今後も新しい機能を続々と追加する予定です。特に『firmee × OpenAI』プロジェクトとして、法務業務に便利なAI連携機能の拡充を図ります。弁護士や事務局の業務がさらに便利になることが期待される新機能です。
料金体系
firmeeの無料版では、事件ファイルを最大30件まで登録できますが、これを超える場合はプレミアム版を検討することになります。プレミアム版は1アカウントあたり月額4,980円で利用でき、無制限に基本機能を使用可能です。また、3名以上の弁護士アカウントを持つ法律事務所には割引が提供されるプランもあります。秘書アカウントについては、無料で無制限に登録できます。
まとめ
『firmee』は、法律事務所に特化した初のクラウド型事件管理サービスであり、事件情報や管理作業をスムーズに行うことができるサービスです。法律実務の現場で実際に弁護士が運営しているため、迅速に実用的な機能が提供されています。現在、3,000以上のアカウントが活用されており、さらなる成長が期待されています。法律事務所にとっては、業務運営が一層効率的かつ便利になるであろう、firmeeの今後に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
合同会社firmee
- 住所
- 東京都新宿区神楽坂5-8恵比寿亭ビル402
- 電話番号
-
050-5360-5897