ミュージアムタワー京橋が受賞してきた数々の栄誉とその価値

ミュージアムタワー京橋が誇る受賞歴

東京都中央区に位置するミュージアムタワー京橋が、名誉ある第62回BCS賞を受賞しました。この受賞は、設立以来の11件目の受賞となり、卓越した建築作品としての評価が一層高まっています。ミュージアムタワー京橋は、建築における環境への配慮やデザイン性など、さまざまな観点から高い評価を受けています。このタワーがこれまでに獲得した賞を見ていくと、建築界でのその価値が一目瞭然です。

過去の受賞歴

1. CTBUH AWARDS 2020

最優秀賞に選ばれたミュージアムタワー京橋は、米国の高層ビル・都市居住協議会が選定するCTBUH AWARDSにおいて、Best Tall Building部門で優秀賞を受賞しました。このアワードは世界中の高層ビルを評価しており、その中で8件だけが選ばれる厳しい基準をクリアしました。

2. CTBUH AWARDS 2021

翌年も同じくCTBUH AWARDSでMEP（建築設備）部門の最優秀賞を獲得。これは同施設の設備面における革新性を評価された結果です。

3. MIPIM ASIA AWARDS 2020

アジア全体で注目されるこの賞において、社会・経済に資する公共的建築物部門で銀賞を受賞。国際的な不動産見本市での評価を反映した素晴らしい実績です。

4. 環境・設備デザイン賞

2020年度においては、建築と設備の調和を評価する最優秀賞を受賞。機能性と美しさが調和したデザインが評価されました。

5. 日本サインデザイン賞

共用部やオフィス部分のサインデザインが特に評価され、銅賞を受賞。デザイン性と視認性が両立したことが評価されました。

6. 照明普及賞

2019年においても受賞し、エネルギー効率と視環境に優れた照明技術が評価されました。

7. 日本建築家協会優秀建築選

2020年度に選ばれた100件の優秀建築の中でも特に評価が高かったとされています。

8. ABB LEAF AWARDS 2020/21

複合用途ビル部門の最優秀賞候補に選ばれるなど、設計における国際的な評価も得ています。

9. 第62回 BCS賞

今回の受賞は、74件の応募の中から選ばれた15件の一つ。建築計画や施工、環境への配慮など、総合的に評価されるこの賞は特に名誉があります。

アーティゾン美術館との連携

ミュージアムタワー京橋には、アーティゾン美術館も併設されています。その美術館は2020年に日本空間デザイン賞で金賞を受賞し、さらに日本サインデザイン賞でも金賞を獲得。これらの受賞も、この複合的な施設の魅力を一層引き立てています。

施設概要

ミュージアムタワー京橋は、地上23階、地下2階から成る鉄骨構造のビルで、149.56mの高さを誇ります。事務所や美術館、自動車駐車場を併設し、多機能な設計がなされています。デザインと機能性を兼ね備えたこの施設は、今後も注目され続けることでしょう。

このように、ミュージアムタワー京橋の受賞歴は、その卓越した設計と理念を反映しており、建築界において重要な存在であることを証明しています。