武蔵小山の新ビール
2018-12-28 00:32:45
武蔵小山商店街が独自のクラフトビールを発表し地域活性化を目指す
武蔵小山商店街に新たな風
武蔵小山商店街で、地域の女性経営者たちが協力して独自のクラフトビールを醸造するプロジェクトが始まりました。この取り組みは、商店街を活気づけ、地域コミュニティの形成を促進することを目的としています。
背景とプロジェクトの始まり
近年、武蔵小山地区は再開発が進んでおり、古い店舗が立ち退きを余儀なくされるなど、商店街の雰囲気が変わりつつあります。このような状況において、武蔵小山一番通り商栄会の理事である石渡氏は、訪れる顧客がビールを通じて自然に交流している様子を見て新たな発想が生まれました。
彼は「武蔵小山でしか楽しめないクラフトビールがあれば、顧客を引き込む新たな魅力になるのではないか」と考え、このプロジェクトを立ち上げることにしました。そこで、久米川でクラフトビールを醸造している「羽田麦酒」と提携することを決めました。大田区で活躍する女性経営者たちの熱意が一致し、商店街の顔ともなるビールの醸造が実現しました。
商店街の現状
全国の商店街の多くが「集客力がない」「話題性のある店舗が少ない」と感じており、実際に31.6%の商店街が衰退の恐れを抱いています。これにより、商店街は魅力的な空間を提供するための新たな戦略を模索しています。石渡氏は、自店舗での経験やビールを通じた交流を考慮し、クラフトビールという新しいコンセプトが地域を盛り上げる一助になると確信しています。
クラフトビールのコンセプト
今回のクラフトビールは、誰でも楽しめるすっきりとした味わいが特徴です。老若男女がビールをきっかけに会話を楽しみ、交流を深められるようなテイストを目指しています。リサーチによると、ビールは初対面の人々の会話を弾ませる効果があることが分かっており、この特性を活かしたいとの思いがあります。
今後の予定
醸造は11月21日にスタートし、約2ヶ月間の醸造期間を経て来年の1月に完成を予定しています。完成後は、2019年1月10日に開催される一番通り商栄会の新年会でそのお披露目が行われ、地元の飲食店でも販売される予定です。この新たな試みが武蔵小山商店街にどんな変化をもたらすのか、楽しみですね。
地元の特産物としてのクラフトビールを通じて、地域コミュニティがさらに強固なものになり、訪れる人々にとって魅力的なスポットとなることが期待されます。ぜひ、注目してみてください!
会社情報
- 会社名
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株式会社Anthill
- 住所
- 東京都品川区小山3-21-61階
- 電話番号
-
03-6328-9363