在宅ケアを支えるAI記録サービス「スタンドLM」の快挙
株式会社ENBASEが提供する会話型AI記録サービス「スタンドLM」が、2026年7月に累計記録作成数が10万件を突破しました。この快挙は、2025年6月にサービスを開始してから、わずか1年2か月で達成されたものです。現在はさらに記録数が増え、8月時点で12万件を超えています。この記録数は、2026年3月に2万件を突破した時点から約4か月で5倍の増加を見せており、急速な成長を遂げています。
多様な現場での利用が成長を促進
「スタンドLM」の成長の背景には、訪問看護師だけでなく、ケアマネジャーや福祉用具専門相談員といった異なる職種の人々からの利用拡大が挙げられます。このサービスは、訪問中に行う会話をリアルタイムで解析し、SOAP形式や各事業所の運用に応じた業務記録を自動生成することが特徴です。
記録作成の効率化に寄与するポイントは、ユーザーが目の前の利用者に集中できるように設計されていることです。従来のメモ取りに伴う目を見て話すことが難しい課題を克服し、利用者やその家族との信頼関係構築に貢献しています。
在宅ケア記録の課題とスタンドLMの役割
在宅ケアの現場では、日々の訪問ごとに記録を作成しなければなりません。訪問件数が増えるほど記録の負担も増大し、記録の質が低下する要因となりがちです。多忙な日常の中で、訪問の合間に記載する時間が減少してしまうため、事務所に戻った後に記録を行うケースが多くなります。
こうした状況において、「スタンドLM」は訪問時にAIが業務記録を自動で作成するため、スタッフがメモを取る必要がなく、利用者と向き合う時間を生み出します。また、作成した記録は看護ソフトとの連携も可能で、効率的な業務運営を実現しています。
記録の精度向上に向けた取り組み
「スタンドLM」では、各事業所ごとにスタッフの記録の特徴を分析してAIの出力を調整することで、記録の標準化を図っています。これにより管理者は記録の品質を把握しやすくなり、確認作業の負担も軽減されます。また、ハラスメントの検知や利用者の体調変化など、多角的な観点からの記録作成ができる点も高く評価されています。
将来的な展望とサービスの広がり
今後「スタンドLM」は、管理者向けの情報可視化機能やリスク通知機能の強化を進めていきます。また、システム連携のパートナーを増やすことで、さらに多くの訪問看護ステーションなどの在宅ケアの現場にサービスを提供していく予定です。
医療機関との情報連携を支援する機能の実証実験にも取り組んでおり、訪問看護ステーションと医師の間での報告の質やスピード向上を目指しています。記録を越えて、在宅ケアに関わる多職種の情報共有を支える基盤へと成長していくことでしょう。
まとめ
「スタンドLM」は、訪問看護・訪問介護の記録業務を効率化し、質の高いケアを実現するための強力なツールです。AIによる自動記録作成を通じて、スタッフは利用者への集中を高め、ケアの質の向上に貢献しています。在宅ケアの未来を切り開くサービスとして、今後に期待が寄せられます。
株式会社ENBASEについて
設立は2022年7月、東京都中央区に本社を置く株式会社ENBASEは、「コミュニケーションとテクノロジーで希望を持てる社会をつくる」をミッションに掲げています。公式サイトやサービスの詳細は、
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