注目のピアニストTaichi Chishakiが新曲『Peractorum I』を発表

注目のピアニストTaichi Chishakiが新曲を発表

ポストクラシカルジャンルで唯一無二の存在感を放つピアニスト、Taichi Chishakiが新しいシングル『Peractorum I (ぺラクトラムワン)』をリリースしました。音楽エージェントサイト「ZULA」を運営する株式会社massenextがプロデュースし、2025年4月11日より配信が開始されました。この楽曲は、聞く人に新しい聴覚体験を提供し、多くのファンに支持されています。

Taichi Chishakiとは？

Taichi Chishakiは東京出身の作曲家兼ピアニストです。幼少期からピアノを学び、18歳の時に作曲を始めた彼は、東京藝術大学音楽学部作曲科を卒業後、幅広いジャンルの音楽を手掛けています。彼の音楽性は、古典音楽から現代的なアプローチまで、多岐に渡る影響を受けています。特に影響を受けた作曲家としては、ベートーヴェン、ショスタコーヴィチ、坂本龍一などが挙げられます。

2021年からは、自身のピアノ曲を次々とリリースし、2022年には『Nocturnes op.3』がヨーロッパで1千万回以上再生されるヒットを記録。さらに2024年には、ポストクラシカル専門レーベル「NEXTVIEW Labels」から『The Garden』をリリースしています。

『Peractorum I』について

新曲『Peractorum I』は、Taichiがピアノとストリングスを組み合わせて作り上げた連作の第一弾です。タイトルの“Peractorum”はラテン語で「懐古」を意味し、これが楽曲のテーマにも反映されています。懐かしさと温かさを持つメロディと、情景を映し出すようなストリングスの音色が、聴く人に深い印象を与えることでしょう。

Taichiは、この作品においてストリングスを初めて取り入れ、非対称性を主題としたEPの一部として作曲しました。ミニマルなリズムで奏でるピアノに対して、ストリングスが包み込むようなアプローチは、彼特有の新しい音楽の世界観を開いたといえるでしょう。