クラファン総研株式会社の設立
2020年7月、東京都港区に新たなクラウドファンディング専門会社、クラファン総研株式会社が設立されました。この新会社は、親会社であるクラファン株式会社の100%子会社として立ち上がり、代表取締役社長を板越ジョージ氏が務めています。クラファン総研は、日本初のクラウドファンディング専門会社であり、ニューヨークで活動する日本人コミュニティGlobal Laboの国内事業を支えていきます。
設立の背景
設立に至った理由は、クラウドファンディング領域でのニーズの多様化です。親会社ではプラットフォーム運営からコンサルタント育成に至るまで一手に手掛けてきましたが、今後の業務においてはプラットフォームおよびコンサルタント業務を分けて運営することが重要であると判断しました。これにより、競合の懸念を払拭し、より専門的なサービス提供が可能になります。
新会社の概要
- - 名称: クラファン総研株式会社
- - 所在地: 東京都港区南青山3丁目15-9 MINOWA表参道3F125
- - 役員:
- 設立時代表取締役: 板越ジョージ
- 設立時取締役: 野口みき、佐藤正和
- - 資本金: 200万円
- - 設立年月日: 2020年7月1日
- - 決算期: 6月末日
- - 親会社との関係: 100%出資の子会社であり、取締役も兼任しています。
事業内容
クラファン総研は、以下の4つの事業を主な柱として運営していきます。
1.
教育事業: 資格認定や検定を行い、セミナーや講演会を企画・開催します。
2.
コンサルティング事業: クラウドファンディングに関するコンサルティングと地方創生を支援します。
3.
クリエイティブ事業: WEBサイトやECサイトの制作、公式番組の制作・配信を行います。
4.
海外進出支援事業: 企業やアーティストの海外進出をサポートします。
コロナ禍の影響を受けつつも、クラウドファンディング業界は益々注目を浴びています。これに伴い、当社はアフターコロナに向けての新たなビジネスモデルの確立を目指しています。
代表者のプロフィール
代表の板越ジョージ氏は、東京出身で都立高校を卒業後に1988年に渡米。南カロライナ大学を卒業し、中央大学大学院でMBAを取得しました。また、博士課程も修了し、学術的な背景を持っています。1995年にはニューヨークで起業し、上場寸前まで行きながらも9.11の影響で倒産を経験。その後、海外進出支援を行うGlobal Labo, Inc.を設立しました。板越氏は「クラファン」の名付け親であり、経産省・中小企業庁の研究会委員や佐賀大学の客員教授としても活躍しています。
クラファン総研は、新たな流通と戦略を通じて、クラウドファンディングの未来を切り拓いていくことでしょう。詳細については公式ウェブサイトをご覧ください。