アスクルが次世代を展望するピッチイベントを開催
2025年2月18日、アスクル株式会社は東京都江東区にて、スタートアップ5社を招待し、初のピッチイベント「いい明日がくるPITCH CAMP」を実施しました。このイニシアティブは、アスクルが蓄積してきた資産を活用し、イノベーションの促進と新たな共創の機会を創出することを狙いとしています。
当日のイベントには、株式会社Helpfeel、goooods株式会社、STORES株式会社、株式会社AgeWellJapan、コミューン株式会社の5社が参加し、それぞれが独自のアイデアやビジネスモデルを発表しました。アスクルでは、様々な部署から311名が出席し、リアルな意見やニーズに接することで、新たなビジネス展開のヒントを得る場となりました。
「働く人に“うれしい”を届ける」テーマに沿って
本イベントのテーマは「働く人に“うれしい”を届け続ける共創イノベーション」でした。アスクルは「仕事場とくらしと地球の明日に“うれしい”を届ける」というパーパスを持ち、それに基づいて新たなソリューションやサービスの提案を求めています。
各社のプレゼンテーション内容
- - 株式会社Helpfeelの営業部 菊池玄士朗氏は、同社の「自己解決率を上げるFAQ検索ツール」を通じて、顧客の問い合わせ効率を改善し、商品提案を積極的に行うアイデアを提案しました。
- - goooods株式会社のCEO 菅野圭介氏は、中小卸売業者向けのワンストップ卸仕入れプラットフォームを利用し、アスクルとの連携による物流業務の効率化と便利なサンプル体験について話しました。
- - STORES株式会社のCFO 齋藤健太郎氏は、デジタルインフラを活用して中小事業者とメーカーを直接つなぐ仕組みを提案し、コストの効率化と利用促進の方法を示しました。
- - 株式会社AgeWellJapanのCOO 戸田一樹氏は、シニア世代向けのサポートプログラムを通じて得られるインサイトを基に、アクティブシニア向けの商品開発を進めることを提案しました。
- - コミューン株式会社のVP of Sales 高橋範行氏は、オンラインコミュニティを通じて顧客との新しい関係を築き、商品の開発に寄与するプランを発表しました。
参加者の感想と学び
参加者は、さまざまなスタートアップからの発表を通じて、業務上の挑戦や成長のための新しい視点を得ることができたといいます。特に、各社のアイデアは、アスクルが目指す未来のビジネスにどうつながるかを真剣に考えるきっかけとなったようです。共創による変革の重要性を再認識する貴重な機会でした。
今後の展望
アスクルは、このようなイベントを通じてお客様のニーズに応え続けるとともに、スタートアップとの協業による新しいビジネスモデルの創出に挑戦し続けます。今後もこのような共創の場を設け、次世代のサービスや製品開発を推進していくことが期待されます。
開催概要
- - イベント名: いい明日がくるPITCH CAMP
- - 開催場所: アスクル株式会社
- - テーマ: 働く人に“うれしい”を届け続ける共創イノベーション
- - 参加企業: 株式会社Helpfeel、goooods株式会社、STORES株式会社、株式会社AgeWellJapan、コミューン株式会社の5社
- - 参加者数: 311名(会場87名 / オンライン224名)
アスクルは、これからもイノベーションを追求し、より良い未来を創るため新しい取り組みを続けていくことを約束します。