退職者PC診断サービスが企業のセキュリティを強化
AIセキュリティソリューションを手掛けるCoWorker株式会社が、新たに「退職者PC診断サービス」を発表しました。このサービスは、主に退職者が使用していたPCを対象としており、情報漏洩や内部不正のリスクを可視化することを目的としています。
退職者による情報漏洩のリスク
近年、企業が直面している情報漏洩の脅威は、外部からのサイバー攻撃だけではありません。特に、退職や転職の際に発生する情報持ち出しが企業にとって深刻な問題となっています。例えば、2026年にはアパレル業界の元従業員が、取引先の個人情報を不正に持ち出す事案が発生しました。また、金融やIT業界でも、退職者による情報持ち出しの報告が続いています。
調査によると、転職者の中には業務データを持ち出した経験がある人が一定の割合でいることが明らかになっています。これにより、情報持ち出しは一部の例外ではなく、企業にとって構造的なリスクであることが浮き彫りになっています。
従来のセキュリティ対策との違い
これまでのセキュリティ対策は外部からの侵入を前提としたものが中心でした。しかし、退職者の端末に残されたログや痕跡を精査する仕組みが不十分なため、退職後に問題が発覚するケースが多いのが現状です。端末が初期化された後では、証拠が残っておらず、法的措置を取ることも難しくなります。
そのため、退職者のPC診断は、退職時に標準フローとして実施することが強く推奨されています。このサービスを利用することで、未然に問題を防ぐとともに、証拠を保持することが可能になります。
退職者PC診断サービスの特徴
退職者PC診断サービスは、AIによる高速解析とセキュリティ専門家によるフォレンジック分析を組み合わせたハイブリッド診断を提供します。具体的には、次のような特長があります。
- - AIによる高速解析: 自社開発のAI「Blue Agent」が、退職者PCのログを高速で解析し、リスクを検出します。
- - 内部不正の可視化: 個人クラウドへのデータ同期や認証情報の露出、不審な通信履歴など、内部不正の徴候を明らかにします。
- - 証拠性のあるレポート提供: 詳細な診断結果をもとに、具体的な対応策を含むレポートを提供します。
- - 迅速な対応: 診断開始から最短1週間で速報を、最終レポートは1ヶ月以内に提出します。
どのような企業に推奨?
退職者PC診断サービスは、以下のような企業に特に適しています。
- - 人材流動が発生している企業: 重要ポジションの退職がある企業や競合企業への転職が発生している企業。
- - 内部不正の可視化ができていない企業: PC利用状況やデータの流れを把握できていない企業。
- - セキュリティ対策が外部攻撃中心の企業: 内部不正や退職者リスクの対策が手薄な企業。
これらの企業にとって、見えないリスクを可視化することが、セキュリティ対策の一環として重要となります。
提供への流れ
退職者PC診断サービスは、以下のステップで提供されます:
1. ログ収集専用ツールを用いて端末ログを収集
2. AI解析を通じて自動フォレンジック解析を実施
3. セキュリティエンジニアが専門家レビューを行う
4. 詳細な診断レポートを提出
特に、退職者のPC返却時には、セキュリティチェックを行い、リスクを可視化することで、企業の情報を守るための重要な一歩となります。
代表者のコメント
CoWorker株式会社の代表取締役、山里一輝氏は以下のように語ります。「退職者による情報持ち出しは、企業にとって見落とされがちなリスクです。多くの場合、問題が発覚するのは退職後で、すでに端末は初期化されていることが多いです。このサービスを通じて、企業が適切に判断できる状態をつくり、セキュリティを未然に守ることが重要です。」
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CoWorker株式会社について
CoWorker株式会社は、東京都新宿区に本社を置く、AIセキュリティソリューションを開発・提供する企業です。今後も、企業のセキュリティを進化させ、社会全体の安全基盤の強化に貢献していきます。