青森・つがるから生まれる新たなビール文化と出会いの場
津軽醸造合同会社が2025年10月8日(水)より、CAMPFIREにてクラウドファンディングをスタートさせます。このプロジェクトは青森県つがる市で「人と地域をつなぐビール」を作り出すためのもので、同時に地域コミュニティを育む場を提供するタップルームも併設する予定です。
地域の恵みを大切にしたビール造り
津軽醸造は、青森の豊かな自然の産物を利用したビール作りを目指しています。創業メンバーであるヘインジ・クリストファー・デビド氏は、「地域との共生」が重要であると強調しています。例えば、青森の米や麦、そば、ひえ、あわなど、地元産の穀物を主原料の30%として使用することを目標に掲げており、これにより地域の農産物の需要を高めることを目指しています。業界全体では国産麦芽比率が5%未満の中、津軽醸造の取り組みは極めてユニークです。
代表のクリストファー氏の背景
アメリカ出身のクリスは、2003年から4年間、国際交流員として青森に滞在しました。この経験を通じて深い愛着を持つようになり、今では津軽を「第二のふるさと」と呼んでいます。彼はその後、京都醸造株式会社の創業メンバーとして、日本のクラフトビール業界に貢献し続けてきました。現在、再び津軽に根ざした活動を行うことで、日本のビール文化をより良いものにしようとしています。
出会いを育むタップルーム
今回のクラウドファンディングでは、タップルームの建設資金を募ります。このタップルームは、クリスがそれぞれの出会いに感謝し、地域の人々や訪問者が共にコミュニケーションを楽しめる「出会いの場」となることを目指しています。タップルームでは、出来立てのビールを楽しみながら、地域の文化や特色を感じ取ることができるでしょう。
タップルームは単なる飲食スペースを超えて、人々の交流の場となることを目指します。新たなアイデアや人とのつながりがそこから生まれることを期待しています。
クラウドファンディングの詳細
プロジェクト名
【青森・つがる】地域資源を活用したビール造りで、人々が出会える場を作りたい!!
実施期間
2025年10月8日(水)00:00〜11月16日(日)
目標金額
700万円
資金の使途
タップルームの内装施工費やデザイン費、リターン制作費用などが含まれます。
実施形式
All-in方式で、目標金額に満たない場合でも計画は実行されます。
リターン例
- - 12,500円:クラフトビール6本詰め合わせ
- - 20,000円:ビール6本+限定オリジナルTシャツ
- - 25,000円:醸造開始記念イベント招待
- - 70,000円:クラフトビール定期便(年6回)
- - 100,000円:醸造設備のネーミングライツ
- - 300,000円:1日ブルワー体験(クリスによる個別指導&飲み会)
- - 500,000円:年間パスポート
今後のスケジュール
- - 2025年10月:クラウドファンディング開始
- - 2025年11月:タップルーム(角打ちスタイル)先行オープン予定
- - 2026年春:初仕込み・本格稼働の開始
代表のコメント
「地元の穀物と人の手でつくるビールを通じて、津軽の誇りと笑顔を広げたい。そしてこのタップルームが、誰かの新しい出会いのきっかけになることを願っています。」(ヘインジ・クリストファー・デビド)
会社概要
- - 会社名:津軽醸造合同会社(Tsugaru Brewing Company, LLC)
- - 所在地:青森県つがる市稲垣町沼崎幾代崎121-4
- - 設立日:2025年7月23日
- - 代表:ヘインジ・クリストファー・デビド
- - 事業内容:発泡酒製造・販売、飲食店経営、観光交流拠点の企画運営
- - 公式サイト:津軽醸造公式サイト
取材・問い合わせ先
津軽醸造合同会社
副代表:塩越 遼太
E-mail:
[email protected]
電話:080-2824-4944
所在地:青森県つがる市稲垣町沼崎幾代崎121-4