心理支援職に向けた新たな記録の技術
2026年3月18日(水)、株式会社翔泳社から新しい書籍『心理支援のための書く技術 心理職必携!事例に学ぶ記録の書き方と実践』が刊行されます。この本は、公認心理師や臨床心理士といった心理支援職の方々のために、記録の書き方に関する基本的な知識と上達のためのテクニックを提供します。ここでは、その内容や特徴について詳しく見ていきます。
心理職の「書く」ことの重要性
心理支援職としての業務には、カルテ作成や面接記録、心理検査所見の記録など、さまざまな「書く」場面が含まれます。しかし、意外にも、これらの書き方を正式に教える機会は少ないのが現状です。このため、多くの心理職が何をどこまで書くべきか不安を抱えたり、業務時間内に記録を仕上げることができないと悩んでいます。
この新刊は、心理支援の現場で経験を積んだ著者たちが、記録を書く際のポイントや具体的な技術を示すことで、こうした悩みを解消する一助となるでしょう。
著者の経歴と信頼性
著者は、中村洸太氏と福地周子氏です。中村氏は、臨床心理士であり、精神保健福祉士でもあります。さらに、東洋学園大学の専任講師を務め、心理支援の現場で数々の経験を持っています。一方、福地氏も公認心理師であり、約20年の経験を元に後進の指導に当たる一方、こころの相談室「ねこのて」を開業し、オンラインでカウンセリングや研修も行っています。
彼らの知識と経験に基づいて、この書籍は心理支援職が効果的な記録を行うための具体的な手法や考え方を提供しています。
本書の内容
本書は大きく分けて、以下の4章で構成されています。
第1章:記録の基礎知識
この章では、記録に関する基本知識や目的、必要な要素などが解説されています。心理師としての倫理観や記録を管理する重要性も取り上げられています。
第2章:医療モデルに学ぶ基本技術
具体的な記録のルールや初診時の記録の取り方、日常の面接記録、心理検査所見の作成方法などが詳述されています。
第3章:記録が上達するための技術
記録を効果的に行うためのテクニックが紹介され、特に時間が制約される中での筆の進め方についても触れられています。
第4章:領域ごとの書く技術
教育、福祉、医療、産業、司法など、さまざまな領域それぞれに特有の記録の技術を学ぶことができます。
誰におすすめ?
この書籍は、心理支援職である公認心理師や臨床心理士、スクールカウンセラー、産業カウンセラーなど、記録作成に不安を感じている方々にぴったりの一冊です。
記録の質を向上させることは、支援の技術や質を高めることにも直結しますので、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
書籍は全国の書店やインターネット上で購入可能で、翔泳社の通販サイトやAmazonなどで詳細情報が掲載されています。ぜひこの機会に、ご自身の記録技術を磨いていきましょう。