株式会社読売広告社の都市生活研究所が、現代における新たな生活の形を示す冊子『POWER OF 3rd PLACE』を発刊しました。この冊子では、自宅や職場とは異なる居心地の良い"第3の場所"、すなわちサードプレイスに焦点を当て、特にその進化した形を"次世代サードプレイス"としてまとめています。
都市生活研究所では、2018年から「次世代サードプレイスの潮流」をテーマにした研究プロジェクトを進行中です。その成果として今回の冊子が生まれ、国内の最新サードプレイス5事例を通じて、その魅力や運営の背景を探求しています。この冊子は、場づくりに取り組む人々や関心を持つ人々にとって、実践的なアイデアのヒントを提供することを目的としています。
『POWER OF 3rd PLACE』では、際立った5つのサードプレイスが紹介されています。これらの場所は、時代背景に基づき、地域や人々との関わりを深めるための重要な場となっています。具体的には、東京都杉並区の「小杉湯となり」、武蔵野市の「武蔵野プレイス」、国立市の「富士見台トンネル」、群馬県前橋市の「しののめ信用金庫」、広島県尾道市の「株式会社ゆず」が取り上げられます。
冊子の中では、各サードプレイスの運営者へのインタビューを基にした詳細な分析が行われています。また、それぞれの場所における"カルチャー"と"仕組み"の相互関係についても考察されており、独自の社会的価値を生み出しています。
さらに、巻末では次世代サードプレイスラボのメンバーによる座談会も掲載されており、これまでの経験や今後の理想的なサードプレイスについて、率直に語り合っています。彼らの意見は、これから場を作り上げていく上での重要な指針となるでしょう。
発刊の記念イベントも併せて行われ、参加者は"次の時代に求められる都市空間"について議論を交わしました。ゲストとして、各サードプレイスの運営者や設計者を迎え、実際の運営に必要なカルチャーや仕組みについて意見を交換しました。イベント後半では、参加者とのワークショップを通じて、理想のサードプレイス像を模索する時間も設けられました。このような活動を通じて、参加者が新しい繋がりや可能性を見出す場となりました。
読売広告社は今後も、次世代サードプレイスの研究を進め、さらなる価値創造に努めていきます。興味のある方々は、『POWER OF 3rd PLACE』を手に取ってみることをお勧めします。この冊子を通じて、読者はサードプレイスにおける新しい生活の可能性を発見することでしょう。興味のある方は、YOMIKOの次世代サードプレイスラボまでお問い合わせください。
YOMIKO 都市生活研究所とは
YOMIKO都市生活研究所は、生活者と都市の未来について深く考える組織です。「生活者の未来は、すでに都市の中にある」という信念に基づき、多様なステークホルダーと協力し、新しい価値を創造するための取り組みを行っています。これからの時代のサードプレイスについての知識を深めるために、ぜひYOMIKOの活動に触れてみてください。
冊子を希望される方は、YOMIKO 次世代サードプレイスラボ(
[email protected])までお気軽にお問い合わせください。