マイステイズ・ホテル・マネジメントがスパリゾートハワイアンズの運営を開始
株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメントが、常磐興産株式会社と業務委託契約を結び、福島県いわき市にある「スパリゾートハワイアンズ」のホテル運営を担当することが発表されました。この運営契約は2025年1月15日に正式に締結され、これによりマイステイズは全国に展開するグループホテルの数をさらに160棟、約23,125室にまで増加させることになります。
スパリゾートハワイアンズとは
「スパリゾートハワイアンズ」は1966年に常磐興産によって開業されました。当初は「常磐ハワイアンセンター」として知られ、地下から湧出する温泉を利用したレジャー施設です。そして、その名前を1990年に「スパリゾートハワイアンズ」に変更後、来年には60周年を迎えます。スパリゾートハワイアンズは、温水プール、温泉、ホテル、ゴルフ場、グランピング施設など、多彩な施設を持ち、年間93万人以上の来訪者を誇る大型レジャー施設に成長しています。
運営受託するホテルについて
新たに運営を受託するホテルは以下の3棟です。
1.
ホテルハワイアンズ
1966年に開業し、和室を中心にさまざまなお部屋を提供する大型ホテルです。全262室を完備し、多彩なニーズに応えることができます。
2.
ウイルポート
1999年開業のリゾートホテルで、地中海のリビエラをテーマにしており、全50室を設けています。個性的で魅力的な空間が特徴です。
3.
モノリスタワー
2012年に開業したこのホテルは、「ハワイアン&スパ」をコンセプトにしており、全121室で贅沢な南国ステイを提供します。
新たな展望と資源の最適化
マイステイズ・ホテル・マネジメントは、全国に展開するグループホテルの運営ノウハウを生かして、常磐興産と協力しながら、スパリゾートハワイアンズのホテル部門の収益の最大化を図る計画です。グループに加わることで、クロストレーニングやマーケティング施策など、さまざまなリソースを最大限に活用し、お客様に質の高いサービスを提供できるとしています。
おわりに
この業務委託契約は、歴史あるスパリゾートハワイアンズの運営方法に新たな風を吹き込むものと期待されています。マイステイズ・ホテル・マネジメントの持つ多様なホテル運営の経験が、ハワイアンズの魅力をさらに引き出す効果を生むでしょう。観光業の変化が求められる中、スパリゾートハワイアンズがどのように進化を遂げていくのか、今後の展開に大いに注目です。