KANDOBLANCがクリスティーズと協働し、軽井沢ウイスキーの樽をオークションに出品
2026年3月10日、世界的に名高いオークションハウス『クリスティーズ』において、軽井沢蒸留所の希少なシングルモルトウイスキーが出品されることが発表されました。このオークションでは、著名なウイスキー専門家スキンダー・シン氏が所有していた2つのウイスキー樽が登場します。これらの樽は1999年に蒸留されたもので、軽井沢蒸留所が生産を停止する直前に作られたものです。
この特別なオークションは、現在のウイスキーオークションシーンにおいて非常に注目されています。樽の落札者には、KANDOBLANCのアート・ディレクションのもと、唯一無二の作品へと昇華させる機会が提供されます。KANDOBLANCは、その創設者ダヴァル・ガンジーのビジョンを通じて、日本の美意識や伝統技術を反映した制作過程を重視しています。
KANDOBLANCの創設者、ダヴァル・ガンジー
ダヴァル・ガンジー氏は、日本の美学と匠の技から多大な影響を受けたアート・ディレクターです。彼は、ザ・マッカランやザ・レイクス蒸留所での経験を経て、特にウイスキーの持つ個性を深く理解しています。また、彼はウイスキーをアートの表現媒体として捉え、その稀少性を作品に生かすことを目指しています。
ガンジー氏は次のように述べています。「クリスティーズとの協働は大変光栄であり、この機会を通じて軽井沢ウイスキーの物語を語ることができるのは非常に意義深いです。」このオークションにおけるKANDOBLANCの役割は、単なる出品者にとどまらず、受け取ったウイスキーと日本の文化を融合させることに重きを置いています。
オークションの詳細と作品制作
落札者は、KANDOBLANCと共にオーダーメイドの作品制作に取り組むことができます。このプロジェクトでは、職人たちの技術と知識が結集され、ウイスキーの持つ深い歴史と哲学を反映した作品が生まれることが期待されています。前回のオークションで落札されたKANDOBLANCの作品『Dragon in Clouds』は、漆と手吹きガラスという日本の伝統技術を使ったもので、多くの入札者に支持されました。
今回のオークションは、それだけでなく、KANDOBLANCの哲学そのものを体現したプロジェクトとなります。ウイスキーの神秘と日本文化の深い結びつきを示す、画期的な機会です。出品されるウイスキー樽は、その持つストーリーを次の世代に伝える役割を果たすでしょう。
クリスティーズの伝統
1766年の創業以来、クリスティーズはアートとラグジュアリーのオークションにおいて世界的な存在感を持ち続けています。今回のオークションでは、樽ごとの出品という稀有な機会が注目を集め、多くのコレクターの関心を引くことでしょう。
KANDOBLANCの特別なアプローチと、クリスティーズの伝統的なオークション文化が融合することで、かつてない新たなビジョンが生まれることが期待されています。このプロジェクトは、今後の日本とウイスキーの関わり方に新しい風を吹き込むことでしょう。