国立大学法人岡山大学(所在地:岡山市北区、学長:那須保友)は、6月14日に同大学の津島キャンパス旧事務局庁舎にて、岡山半導体研究教育推進委員会の2026年度総会を開催しました。この委員会は、岡山地域における半導体分野の研究および教育を先導する目的で設立され、2023年には前身となる岡山大学半導体研究教育推進WGが発足し、以来3年間にわたって活発な活動を続けてきました。
総会では、本学の環境生命自然科学学域・鶴田健二教授が初代委員長に選任され、岡山理科大学の笠展幸教授が副委員長に就任しました。鶴田教授は、昨年度に実施した半導体関連講座の成果を振り返り、委員会に参加した学校の教員や地域の企業の協力を得て、延べ400人以上の受講生が集まったことを報告し、今後の計画を示しました。
これにより、半導体産業のサプライチェーン全体を俯瞰できる高度な人材育成が促進されることが期待されています。また、2025年10月に始動する文部科学省の半導体人材育成拠点形成事業「enSET」と中四国半導体人材育成加速プログラム(中四国 VISTA)、そして「せとうち半導体コンソーシアム」との連携の報告も行われました。
今後の活動に関する方針を参加者と議論を交わし、岡山地域全体の半導体エコシステムを強化するための「おかやま半導体関連コンソーシアム」への加盟も正式に承認されました。こちらのコンソーシアムは、地域全体の半導体関連機関と連携を図るための基盤を築くことを目指しています。
また、委員会は8月7日および10日に開講予定の公開講座「先端半導体テクノロジー入門」の受講生を募集中です。この講座は数式に頼らない内容で、初心者でも理解しやすく、半導体の基礎知識から最新の動向までを学べるものとなっています。新入社員や半導体産業に新たに参入を目指す企業にとっても有意義な学習機会です。申し込みは7月10日まで受け付けており、本学の公式ウェブサイトにアクセスして要項を確認することができます。
地域産業の未来を担う技術の習得を目指し、多くの参加者を歓迎しています。
岡山大学及び岡山半導体研究教育推進委員会は、今後も地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たし、半導体関連の人材育成と研究の促進に貢献していくことが期待されています。
岡山大学は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を支援しており、国内外での地域貢献および研究開発に注力しています。この活動を通じて、岡山大学は地域と世界の未来を共創する研究機関としての存在感を高めています。今後の取り組みにも注目していきましょう。