新潟の日本酒「MANDOBA」
2023-03-16 19:31:25

新潟の新たな日本酒「MANDOBA」が里山を未来へつなぐ

新潟の新しい日本酒「MANDOBA」が誕生



新潟県上越市にある「U・STYLE」は、2020年に「里山ボタニカル」という地域ブランドを立ち上げ、里山の価値を創出する取り組みを展開しています。そんな中、新たに生まれたのが「自然のめぐりが醸す酒 MANDOBA」です。この日本酒は、地域のデザイン会社、酒蔵、酒屋が共同で制作したもので、里山の未来を見据えたプロジェクトの一環として位置づけられています。

コラボレーションの力



「MANDOBA」は、新潟のデザイン会社、竹田酒造店、わたご酒店との共創によって誕生しました。これらの企業はそれぞれの専門性を活かし、日本酒作りに取り組んでいます。

  • - U・STYLEでは、主に米作りやプロジェクトの企画・デザインを担当しており、地域課題の解決に向けたデザイン思考を導入しています。
  • - 竹田酒造店は、新潟県上越市にある伝統的な酒蔵で、初めて「生酛造り/蔵付き酵母」を用いた日本酒造りに挑戦しています。
  • - わたご酒店は、酒造りをコーディネートし、地域のニーズに応じた日本酒作りの企画を進めています。

このような異なる専門性の融合があり、各社の新たな挑戦によって生まれたのが「MANDOBA」という新しい日本酒なのです。

里山との豊かな共生



「MANDOBA」の製造にあたっては、農薬や化学肥料を使用せず、自然の力を最大限に活かす無農薬の米が用いられます。これにより、里山の環境を大切にしながら、持続可能な農業を実践する姿勢が反映されているのです。この日本酒には、里山の四季や営みを感じられるように、五つの異なるバリエーションが展開されており、各銘柄はその季節ごとのテーマや願いを込めてリリースされています。

  • - 芽出(春): 冬の終わりを迎え、稲作りの開始を祝う日本酒。
  • - 田休(初夏): 田植えの無事を願う、フレッシュな恵みの日本酒。
  • - 出穂(夏): 若い穂が育つ頃、爽やかな味わいのにごり酒。
  • - 刈上(秋): 麦の香りを楽しむふくよかな秋の日本酒。
  • - 越冬(冬): 雪室で熟成された特別な一杯。

それぞれの味わいには、安塚の里山の風景が色濃く反映されています。

地域への関心を引き寄せる日本酒



「MANDOBA」が目指しているのは、地域の豊かさを広め、自然と人が良好に共生できる未来を実現することです。私たちはこの日本酒を通じて、多くの方に安塚の里山に興味を持っていただき、実際に触れ合う機会を提供したいと考えています。クラウドファンディングにより先行販売も始まっており、地域への参加を促す多様な体験を提供する方針も示されています。

結論



新潟の「MANDOBA」は、日本酒を通じて里山を未来につなぐ一つの手段として、地元の人々と共に新しい文化を育む活動です。新しい味わいとともに、当地の営みが感じられる日本酒の味わいをぜひお楽しみください。また、クラウドファンディングプロジェクトの詳細は、公式ページから確認できます。これからの展開にもぜひ注目してみてください。

会社情報

会社名
株式会社 U・STYLE
住所
新潟県新潟市中央区上沼651-1
電話番号
025-385-7585

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