エルソウルラボの挑戦
2025-02-06 14:51:19

エルソウルラボ、Solana特化型データセンター構築に着手

エルソウルラボ、Solana特化型データセンター構築に着手



オランダ・アムステルダムに本社を置くELSOUL LABO B.V.は、地域インターネットレジストリ「RIPE」に正式に登録されたことを発表しました。この登録の成果として、同社は独自のASN(Autonomous System Number)およびIPアドレスの取得が可能となり、Solanaブロックチェーン向けのグローバルエッジデータセンターの設置を本格的に進めることとなります。

RIPE 登録の意義



RIPEは欧州でのIPアドレスおよびASNの一元管理を行う非営利組織で、ELSOUL LABOの登録により、柔軟なネットワーク接続が実現されます。以下の主要な効果が期待されています。

  • - 独立性の高いネットワーク構築
自社管理のASNを利用することで、安定したネットワーク環境を提供します。
  • - 高度なセキュリティ対策
専用ルートを確保することで、Solanaネットワークの安全性が向上します。
  • - 低遅延かつ高速な通信環境の構築
ユーザーやノードオペレーターが世界中から接続しやすくなる環境を整えます。

Solana特化型グローバルエッジデータセンターの構想



ELSOUL LABOは、以下の3つの事業領域に特化した研究開発を進めています。
1. Solanaブロックチェーンインフラ事業
- 自動化サービス「Validators Solutions」
- グローバルなRPCサービス「ERPC」
- インセンティブ付きLiquid Staking Token「elSOL」

2. オープンソースソフトウェア開発事業
- バリデータ運用を簡単にするツール「solv」
- エッジネイティブフレームワーク「Skeet」
- 各種ツールを統合した開発ツールチェーン「SLV」

3. DAO事業
- インセンティブモデルを目指す「Epics DAO」
- バリデータ間の情報共有を促進する「Validators DAO」

これらの取り組みを通じて、各事業間の連携を強化し、特にSolana特化型のグローバルエッジデータセンターは、当社のERPCサービスやバリデータノードと同じラック内でアプリケーションを稼働させることが可能です。これにより、理論上最速のSolana通信環境が実現されます。

今後の展望



今後、ELSOUL LABOは以下の施策を進めていくとしています。
  • - 独自ASN・IPアドレスの運用開始
安定性と低遅延を実現し、独自ネットワークを構築。
  • - Solanaグローバルエッジデータセンターの拡展
欧州、北米、アジアを中心に高性能のデータセンターを順次設置。
  • - コミュニティとの連携強化
バリデータ運用方法やDAO活動を通じて、参加しやすいエコシステムを形成する。

これらの取り組みにより、Solanaブロックチェーンの分散化と普及を進め、オープンソースソフトウェアによるグローバルイノベーションを推進していきます。

ELSOUL LABOは、最新技術の研究開発やコミュニティ主導のガバナンスを重視しながら、ブロックチェーン時代の新たなインフラスタンダードを創造していくことでしょう。

さらに詳しい情報や最新の更新については、ELSOUL LABOの公式ウェブサイトや、関連リンクをご覧ください。


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会社情報

会社名
ELSOUL LABO B.V.
住所
Joop Geesinkweg 501,AMSTERDAM-DUIVENDRECHT, Amsterdam, Noord-Holland, 1114AB, NL
電話番号
316-8722-8310

関連リンク

サードペディア百科事典: Solana エルソウルラボ RIPE

Wiki3: Solana エルソウルラボ RIPE

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